天下無双の究極遊戯

Vtuber戦国時代を斬り進む尾張の女武将

消えない衝動

とある閑静な住宅街で突如巻き起こった爆発事件の被害者に児嶋がいると知ったのは、病院を訪れるほんの数時間前の事だった。
発生から約一週間。ようやく容体も安定し、口もきけるようになったというので鷹山は事情聴取を行うべく入院病棟を訪れたのだが、彼の担当医、そして看護師の様子がどうにも奇妙なことに気が付いてしまう。
まず児嶋本人から直接話を聞く前に、彼らからある程度の事情を把握しようと声を掛けてはみたものの、皆一様に言葉を濁し、児嶋に纏わる様子をあまり語ろうとはしなかったのだ。
聞き出せた事といえば、命に別状はなく、食事や会話などが問題なく行える程度に回復をしたという身体に纏わる話のみである。
一体、どんな事情があって医療従事者たちが口を閉ざしているのか。
それを確かめるべく、鷹山は数回のノックを挟んだ後、重い引き戸をゆっくりと開き、病室内へと足を踏み入れた。

「児嶋さん、大丈夫?」

そう声を掛けると、ベッド上にて上体を起こした姿勢のまま、ぼんやりと窓の外を眺めていたらしい児嶋がゆっくりとこちらを振り返った。

「鷹山、さん?」

こちらの姿を視認した男の表情に、控えめながらも安堵の色が浮かぶ。

「どうして……」
「現場がウチの管轄でさ。俺が先生の事情聴取担当になったってワケ」

ベッドの傍らに歩み寄り、児嶋の顔を無遠慮ながらもまじまじと至近距離から眺め下ろしてみる。
普段よりも顔色は良くない様子ではあったものの、それ以外の異変は特に見当たらない。
看護師たちはなにを言い淀んでいたのか――定かではなかったが、兎にも角にも話を聞いてみようと鷹山は畳まれたパイプ椅子を持ち上げてそれをベッド脇にて広げると、腰を下ろし、児嶋の顔を見据えたまま早速と事情聴取に取り掛かった。

「爆発の原因が分からなくてね、ちょっと困ってるんだけど……。なにか知ってる事は?」

尋ねると、児嶋はその視線を伏せ、微かに睫毛の先を震わせる。

「……僕は、あの住宅街の地下に居ました」

――地下。現地の捜査員から齎された報告には確か、爆心地は恐らく地下であるという情報が存在していたことを思い出す。

「中の地下牢には、大勢の人が閉じ込められていました。洗脳されているのか、皆裸のまま――」

震える長い睫毛に隠れたその奥で、児嶋の瞳が熱っぽく潤んだ瞬間を、鷹山は見逃さなかった。

「……男女問わず、交わり続けていました」

掠れた声でそう呟いた後、児嶋は自身の口元を掌で覆い、喉からこみ上げる吐き気でも堪えているのか、その上体を僅かに折って小さく震え始める。
地下牢で交わる無数の人間たち。それも男女を問わず重なり合っていたとは、想像するだけで悍ましい光景だった。
一体、彼ら彼女らは何の為にそこで交わり続けていたのか、そして児嶋は何の目的があってそんな場所へ足を踏み入れてしまったのか。
すべてを聞き出すにはなかなか骨が折れそうだと密かに嘆息した、その時である。

「……ッ、は……」

異変に、気が付いた。

「児嶋さん?」

口元を覆う児嶋の指先から零れていたのは、嘔吐を堪える苦しげな呼吸ではない。

「あ……っ」

殺しきれなかった〝興奮〟が、か細く、しかし明確な意思を持って彼の唇からとうとう溢れ零れてしまったのだ。
もしや看護師たちが口を閉ざして打ち明けたがらなかった児嶋の異変とは、この事ではないだろうか。
事件を回想するたび、彼が息を荒げてその高ぶりを露呈していたのだとしたら。

「ッ、これは恐らく……パラフィリア障害です」

熱っぽく蕩けた瞳が、横目で戸惑いを露わにする鷹山の顔をふいに捉えた。

「僕はあの地下で、大勢の人たちが性行為に耽る姿を見ながら恐怖を味わいました」

恐怖を語るには甘すぎる声音が、より一層の熱を帯びて鷹山の耳朶へと絡みつく。
それは、奇妙な感覚だった。
触れてもいない場所をそっと愛撫されているような、身を捩りたくなるほどどろりと溶けた声と視線。
何事にも淡白であった児嶋をここまで豹変させる出来事が、あの住宅地で巻き起こったというのだろうか。

「あの出来事が原因で、僕は恐怖と性欲を結び付けてしまったんです」
「恐怖と、性欲?」
「怖いという気持ちを性衝動に置き換えることで、僕は恐怖から逃れようとしている」

精神科医らしく自らを分析しているその間にも、彼は募る恐怖に心身を押し潰されかけているのだろう。再び伏せた瞳にとうとう涙まで浮かべて肩を大きく震わせた。
燻る熱を吐き出したくて仕方がないと言わんばかりに呼吸を荒げ、高ぶりを隠そうと膝を抱える彼の姿は非常に憐れな反面、ひどく煽情的で危なげだ。
事件の詳細を尋ねるたびにこのような反応を示すのでは、話にならないだろう。
では、鷹山はこれからどうするべきか。

「じゃあ、その性欲が解消されれば少しは恐怖も薄れるかな」

単純な発想ではあったが、他に対処法が思いつかない。
伸ばした指先で涙の滲む児嶋の目元に触れると、彼の体は大げさなまでにびくりと跳ね上がった。

「なにを……」
「先生、ちょっと我慢しててね」

医大を志すような男である。学生時代に同性間で互いを慰め合うなどという下衆な経験はないとは思うが、この状況で彼に女を宛がうわけにもいかない。
かと言って児嶋がパラフィリアに苛まれているという事実を他の刑事たちに吹聴するのも気の毒であった故、ここは内々に処理しておくべきかと、パイプ椅子から身を乗り出し、鷹山は指先で男の細い顎を掬った。

「……っ、あ……!」

逆の手で毛布を払いのけ、彼の下肢に触れてみると、そこは既に興奮の兆しを見せている。
間近に迫った児嶋の熱に溺れた双眸が、より一層の興奮を帯びて激しく潤んだ。
やや強引に下着の中へ掌を潜り込ませても尚、抵抗する素振りはない。
鷹山の突飛な行動を咎められないほどに児嶋は理性を失いかけているらしい。
ただ絶頂を促すだけの事務的な仕草でそこを扱き上げているだけにも関わらず、薄く開かれた唇からはうっとりとした嬌声交じりの吐息が零れ、交わった視線の先にある双眸も恍惚と眇められていく。
その姿を目の当たりにして、鷹山はふと思った。
彼もまた、無数の男女に入り混じり、その肉体を暴かれていたのではないのか、と。
果たしてそれが児嶋の意志によるものか否か。定かではなかったものの、他人の指先に翻弄され快楽を享受する彼の反応は、弄ばれる悦びを知っている者が見せるそれであった。

「ン、あ……!」

ほどなくして、鷹山は熱い迸りを掌で受け止める。
だが、見下ろした児嶋の表情は未だ淫靡な何かに取り憑かれたまま、否――性衝動と化した恐怖に囚われたまま、自我を失ったような虚ろに支配されていた。

「これは、時間が掛かりそうだね……」

安易に手を出してしまった事を今更ながら後悔しながら鷹山は密かに嘆息すると、未だ恐怖のはけ口を求めて身体を震わせている児嶋の唇に、自らの唇をそっと重ねたのであった。

今夜の夜食は激辛がいい

大下は、赤く染まった自身の頬を隠すように深く俯いていた。
――快気祝いに好物を馳走してやる、と。
少し遅めの昼食を取るべくデスクを離れようとした午後三時、隣席の鷹山にそう誘い出されて辿り着いた場所は、スーツ姿の中年男性二人が連れ立って訪れるに相応しくない、甘い香りの充満するケーキバイキングの店であった。

「大下クン、甘いもの好きだったでしょ」

目の前の男はというと、店の雰囲気におよそ相応しくない自らの体躯や服装をまるで気にしていないのか、皿へと取り分けたチョコレートケーキを笑顔で口に運んでいる。
ギャンブルに興じる際は周りの視線を気にして伊達眼鏡を装着するような男が、なぜ今はなんの恥じらいもなく堂々としていられるのか。
その心理状態がいまいち理解出来ず、こみ上げる羞恥も相俟ってか折角の奢りであるというのにフォークを握りしめた手は進まないまま、大下は未だ顔を上げられないでいた。
店に足を踏み入れた瞬間、向けられた店員が浮かべた戸惑いと驚愕。そして着席した時に突き刺さった女性客たちの好奇の視線。
居た堪れないとはまさにこの事であると思い知らされ、好物の甘味にありつくよりも今は一刻も早く逃げ出してしまいたいという感情の方が圧倒的に強い。

「……大下クン、食べないの?」

ようやくこちらの様子がおかしい事に気が付いたらしい鷹山は、今更ながらにその異変を指摘したものの、

「いらないなら、貰っちゃうけど」

などと言いながら、大下が取り分けたショートケーキにまで自らのフォークを突き立てた為、慌てて顔を上げ抗議を口にした。

「いらないとは言ってないだろう」
「じゃあ、早く食べちゃいなよ。帰ったらまた始末書三昧なんだから」

半ば呆れたように促され、それもそうかとようやく意を決した大下は握りしめたフォークの先を生クリームの塗られたスポンジへと沈め、その欠片を口へと運ぶ。
広がる甘さが、疲労に満ちた全身へと染みわたる様な感覚。
やはり糖分というものは人間にとって必要不可欠な要素であるなと実感していると、鷹山の真っすぐとした視線とかち合った。

「……なんだ」

眼差しの意味を尋ねれば、鷹山はフォークをその口端に咥えたまま、実にしまりのない緩んだ笑顔で返答する。

「ついでに今晩の夜食も買って帰ろうか。なにがいい?」

通常業務のみならず、例の事件の始末書及び報告書の作成を抱えた自分たちが恐らく今夜は自宅に戻れない事を早々に悟ったらしい彼は、既に夜食の心配をしているらしい。

「オマケに御馳走しちゃうよ」

どうやら夜食代も彼が払ってくれるようだ。
さて、なにが良いだろう。
ショートケーキを口へと運びながら、大下はしばし思案する。
脳を働かせる為にはやはり甘いものか、はたまた丼物や麺類などの腹持ちするものの方が適しているだろうか。

「……アレがいいな」

その時、大下の脳裏に浮かんだもの。
それは、半ば強引に鷹山宅にて食べる事となった、インスタントのカップ焼きそばである。

「事件の時、お前と食べたアレがいい」

激辛が売りらしいあの焼きそばであれば、腹にも溜まるし目も覚めそうだ。
しかし、当の鷹山はあまり乗り気ではないようで、

「甘いモンいっぱい食べた日に、あんな辛いやつ食べるつもり?」

お腹壊しちゃうよ、と彼は付け加えたが、大下は頑として譲らなかった。

「構わない、今日はあの焼きそばを食べると決めたんだ」
「……君がそう言うならいいけどさ」

実のところ、大下はあの焼きそばが密かに気に入っていたのだ。
普段は寮で食事をし、他の刑事と違ってコンビニでの買い食いも避けている故、なかなかああいったカップ麺を口にする機会がなかったのだが、あの時の味を忘れられず、いつかまた食べる機会が訪れないものかと心待ちにしていたのはここだけの話である。

「そっか。じゃあ俺も今夜は焼きそばにしとくよ。大下クンがそこまで言うなら仕方がない」
「別に、俺に合わせる必要はないだろう」
「そう言わずにさ、仲良く食べようよ」

こうも屈託のない笑顔を向けられては、頷くよりほかはない。
この男、刑事よりも営業職や接客業の方が向いていたのではないだろうかと密かに思いを巡らせながら、大下は最後の一欠けらとなったショートケーキを口にした。

九、ビロードの闇

「雛芥子様ですね、お待ちしておりましたわ。どうぞ上がっていらしてください」

翌日、指定されたマンション内のとある一室で児嶋たちを迎え入れてくれたのは、物腰穏やかな妙齢の女性だった。

「あら、お二人でいらっしゃるとは思いませんでしたわ」

口調は柔らかいままではあったが、長身の男がふたり肩を並べて扉の中へ割り入ってきた光景に驚いたらしい韮崎はその瞳を丸め、困惑したように眉尻を下げてみせる。
戸惑うのも無理はない。児嶋は昨夜、雛芥子の名を一方的に騙って予約を入れてしまったのだ。彼女が把握していたのは彼の氏名のみだったのである。

「申し遅れました、私は雛芥子さんの主治医である児嶋と申します。本日は彼の付き添いとして同行させて頂きました」

名刺を取り出し身分を明かしたところ、女の表情は合点がいったように幾分か和らいだ。
児嶋が精神科医だと名乗ることで何か不都合が生じるだろうかと危惧していたのだが、どうやら取り越し苦労だったらしい。
医者を目の前にしても動揺を示さないという事は、よほど摂食障害の治療に自信を持っているのか、それとも何か別の事情ないし勝算があるのか――定かではなかったが、油断しない方が良いだろう。

「あら、そうでしたの。でしたらどうぞ、一緒にお上がりくださいませ」

微笑む韮崎に導かれるまま、児嶋たちはまんまと部屋へ上がりこむことに成功した。
まず通されたのは、少し広めのダイニングである。
そこには応接セットらしき背の低いテーブルと、四人掛けの椅子が用意されていた。
机上に置かれていたのは、白磁ティーセット、それに紫色のビロード布である。

「……?」

恐らくビロードの中には何かが置かれているのだろう。その中身を覆い隠すように布が大きく膨らんでおり、いかにも怪しげな雰囲気を醸し出している。
そして更に、不審な点を児嶋は視線の先で見つけてしまった。
応接セットの向こう側、キッチンの流し台近くに蓋の空いた段ボールが置かれていたのだ。
その中には驚くことに、二匹の兎の姿が見える。萎びた野菜の葉と共に入れられたそれは、まともな世話を受けていないらしい事が窺えた。
不気味ささえ漂うその異様な光景に、どうやら雛芥子も気が付いたらしい。
刑事らしく警戒心を露わにした厳しい表情で辺りを窺いながら、恐る恐るといった様子で応接用の椅子に腰を下ろしている。

「宜しかったら、お召し上がりくださいね」

ほどなくして韮崎はテーブルへと白磁ティーポット、それとケーキの乗せられた皿を運んできたのだが、

「雛芥子さん、駄目ですよ」

児嶋は反射的にケーキへと手を伸ばしかけた雛芥子を咎め、皿ごとそれを取り上げた。
今しがた浮かべていた険しい表情はどこへやら、無防備にも与えられたケーキを口にするなど言語道断である。
もしかすると雛芥子の意志とは関係なく、腹に巣食った例の怪物が彼を衝動的に動かしたのかもしれないが、どちらにせよ、今の雛芥子に流動食以外の物を与える訳にはいかないのだ。

「……いいだろォ、ひと口ぐらい」

そう言って雛芥子は唇を尖らせたが、児嶋は皿を取り上げたまま我慢しろと一蹴する。
どうも食べ物を前にすると、彼は聞き分けが悪くなるらしい。
目の前の女はそれを分かっていて、ケーキなど差し出したのだろうかと児嶋が眉を顰めると、件のカウンセラー、韮崎は愉快げに肩を揺らしながらテーブル越しにそっと雛芥子の表情を覗き込んだ。

「大丈夫ですよ、カウンセリングを受ければすぐによくなりますから」

穏やかに紡がれたその言葉は、まるで洗脳の呪文のように鼓膜へと染み入る。
今のところ、摂食障害の症状が出ていない児嶋が耳にしてもそのような印象を受けるのだから、きっと雛芥子にとっては蠱惑的に聞こえただろう。
児嶋は昨夜の忠告を彼に思い出させるべく、テーブルの下で彼が纏ったシャツの裾を密かに軽く引くと、分かっていると言わんばかりの視線がこちらへと向けられた。

「あなたにはどんな症状が出ているのかしら?」
「急に食べ物じゃないもンや、自分の血ですら食べたくなるンですよねェ」
「なるほど、それは過食症ね。見境がないのは確かに重症ですわ」

そんな二人の問答に児嶋は医師らしく、

「どうやら胃の辺りも調子を悪くしているようで、発作的に激しい腹痛などもしばしば起こっています」

などと付け加えてみせたのだが、韮崎の返答はというと実に胡散臭いものであった。

「あらあら、それは大変でしたわね。でも、このカウンセリングで必ず良くなりますわ。食事がいらないくらいにね」

そんな彼女の宣言に、児嶋は確信する。
彼女には、医学的知識が何もないのだ、と。
特異な体質を持つ人間は多々存在するが、食事を摂らずに生きていける人間は、恐らく一人もいない。
点滴処置でもしていれば話は別だが、食事の経口摂取は生きていく上で恐らく一番大事な作業である。
光合成を行う植物でもない限り、物を食べずに生きるなど不可能に近い。
医師として、それをずばり指摘するべきか否か、児嶋がしばし逡巡していると、異変は起こった。

「……っ……?」

一体、なにが起こっているというのだろう。
しきりに両手を動かしながら熱弁する韮崎の声を聴いているうち、頭に靄が掛かっていくような、不穏な感覚に包まれたのだ。
慌てて隣の雛芥子に視線をやると、どうやら彼の方は児嶋よりも重症だったらしい。その目はいつの間にか虚ろに溶け、もはや韮崎の言葉など届いていない様子である。

「雛芥子さ……!」

気を確かに持てと叱咤するべく児嶋が口を開いた、その時だった。

「……」

彼はふいにその場から立ち上がると、テーブルに置かれていた銀のフォークを鷲掴み、なにやらキッチンの方へと歩いて行ってしまった。

「雛芥子さん!」

どうやら彼はまた、自我を失っているようだった。
なにやら嫌な予感がする。そう直感した児嶋も席を立ち上がると、慌てて雛芥子の背中を追いかけようと足を踏み出したのだが――遅かった。

「……!」

彼が向かった先は、段ボールの置かれた流し台である。
あろうことか雛芥子は振りかざしたフォークをその段ボールの中、弱々しく震える兎の小さな体へと突き立ててみせたのだ。

「あ……!」

だがその後、更に驚くべき事象と遭遇する。
兎の体から噴き出した鮮血が、物理の法則をまるで無視した不可思議な軌跡を描きながら、応接テーブルの上に置かれたビロード布の中へと吸い込まれていったのだ。

「一体これはどういう事ですか、韮崎さん。そのビロードにどんな仕掛けが……!」

あまりの出来事に児嶋は思わず声を荒げ、戸惑いの表情を浮かべたまま動けずにいる韮崎へときつく詰め寄った。

「それにあのウサギも……。あなたは一体、ここで何をしてるんです」

すべての秘密は、あのビロードの下に恐らくは隠されているのだろう。
まずはそれを取り上げてしまうべきかと児嶋はテーブル上のそれに手を伸ばしかけたのだが、

「ちょっと、雛芥子さん!」

まるでそれを遮るかの如く、雛芥子が背後から児嶋へと組みつき、その動きを封じてしまった。
逞しい腕が児嶋の細い首へと絡みつき、ぎりぎりとそこを容赦なく締め上げていく。
持てるだけの力を振り絞りもがいてはみたものの、彼は児嶋よりも背丈が高いだけでなく、体格も一回り以上は大きい。腕の中から自力で抜け出せる可能性は、万に一つもないだろう。

「雛芥子、さん……!」

自我を失っている彼に、果たして児嶋の声が届くかどうかは分からない。だが、しかし。力で敵わないとなれば、言葉で説得するしかないだろう。
児嶋は身じろぎする事でどうにか声を振り絞れるだけの気道を確保すると、ほとんど自棄のように大きく叫んだ。

「雛芥子さん、手羽餃子食べるんでしょう。僕の邪魔をこのまま続けるならずっと流動食生活ですよ!」

命乞いにしては随分の間の抜けた文言であったが、他に適切な言葉が今の児嶋には絞り出すことが出来なかった。
――が、予想外に効果は覿面だったらしい。
締め付ける腕の力がふと緩み、児嶋はどうにか雛芥子の腕の中から逃れる事に成功した。
ほとんど倒れ込むようにして床に膝を折ったその瞬間、

「やめて……!」

自身の体を支えるべく突き出した右手が、意図せず机上のビロードを薙いだ。
その様を目の前で目撃した韮崎は我を失い、慌てて身を乗り出しながら悲鳴を上げたが、もう遅い。
はらりと滑り落ちた布の中から現れたもの。
それは、ざらりとした黄土色の砂岩を固めて彫り上げたらしい、石像であった。
コウモリとヒキガエルを足したような、醜悪な生物。

「あ……」

それは確か、石沢宅のダストボックスから発見した紙片に描かれていたものと同じ怪物だった。
と、その時である。
石像が児嶋たちの目前に晒されたのとほとんど同時に、今度は雛芥子の膝がガクリと折れた。

「……ッ、かは……!」

一体、自分は何を目撃しているのか。
児嶋はそれを現実の光景と信じる事が出来ず、彼の隣に頽れたまま、震えながらその目を見開いていた。
四つ這いとなり項垂れる雛芥子の口から、漆黒の液体が大量に吐き出されたのだ。
悪臭を放ちながらとめどなく溢れ零れるそれは黒曜石のような光沢をもち、やがて意思を持っているかの如く不気味な形状を象りながら大きく育っていく。
それはやがて下腹部に何本もの足を生やした巨大な口を持つ異形の怪物へと姿を変えて、児嶋たちの眼前へと立ち塞がったのであった。

第8話最終話

深海の夢

患者の男は言った。
ここのところ、深海を漂う夢ばかり見ているのだと。
その海底に広がる古の都市は、どんな美術館で目にする芸術よりも精巧に創られていながら、人工物らしさがないのだという。
神秘的で、美しいそれらを眺めているうち、ひどく懐かしいような想いに捉われると同時、ひどく恐ろしい何かを目撃してしまったような悍ましさに苛まれ、目を覚ますたびに自我が削れていく感覚がすると彼は淡々と語り続けた。
悪夢障害の患者は何人も診てきたが、美麗な海底都市を目の当たりにして恐怖を覚えるといった類の話は今までに聞いたことがなかった。
溺れる夢、刺殺される夢、奈落へと落ち続ける夢、すべてを喪う夢――何かしらを喪失し、破壊される光景ばかりが悪夢ではないのだなと児嶋は密かな関心を覚え、カルテに筆を走らせる。
海、もしくは水に対して何らかの恐怖を抱くような体験があったのかと一応は尋ねてみたものの、答えは「否」。それどころか学生時代、彼は水泳に打ち込んでいたそうで今でも泳ぎは得意な方であると豪語した。
その上、これといった悩み事もなく、生活は公私ともに順調なのだという。
にも関わらず、摩訶不思議な夢に毎夜魘され続け、いよいよ限界がきたので当院を受診したとの事だった。
長引く悪夢には、必ず理由がある。
日頃のストレス、悩み、そうでなければ過去に負った心的外傷など、それらが原因となって発現する障害を児嶋たち医師は「悪夢」と呼び、抗うつ剤なり眠剤なりを処方するのだが、そもそもの原因が分からないとなると正直なところ、打つ手がない。

「……悪夢の他には何か、症状は?」

児嶋がそう尋ねると、男は虚ろな視線のまま、纏ったシャツの袖を捲って自らの腕をこちらへと差し出してみせた。

「肌荒れが酷くて……。これも、悪夢によるストレスでしょうか」

外気に晒されたその腕を見て、児嶋は思わず目を見張る。
腕の皮膚が、鱗状に幾重にも剥がれて硬く固まっていたのだ。

「これは――」

彼の言う通り、ストレスが肌荒れを起こすという事象は決して珍しくもない。
だが、しかし。これは果たしてその症状に当てはまるだろうか。
それは肌荒れというよりも、人間から別の生物に成り代わろうとしている変態にも見えて、非常に恐ろしかった。

「……!」

皮膚科も紹介するべきだろうかと児嶋が顔を上げたその時である。
目の前の患者は、姿を消していた。
代わりに診察室内に鎮座していたもの――それは、忽然と消えた患者の服を纏った、グロテスクな魚人であった。

八、接触

マンションへ帰宅したそのすぐ後、児嶋は自らのスマートフォンを取り出すと、ヒカルから受け取ったメモに記載された電話番号を入力し、カウンセラーである韮崎との接触を早速と試みた。

「……はい、こちら韮崎です」

ほどなくして受話口から聞こえてきたのは、耳障りの良い落ち着いた声音である。

「夜分遅くに申し訳ありません。そちらのカウンセリングに通っている原田ヒカルさんからの紹介なのですが……。緊急で診て頂きたい摂食障害患者がいるのですが宜しいですか」

相変わらずの単刀直入な物言いに、雛芥子が隣で呆れたような溜息を零したが気になどしてはいられない。
探し求めていた手掛かり――否、事の真相が、すぐそこまで近づいてきているのだ。

「ああ、ご紹介をお受けになった方ですね。緊急での診察という事は、よほど深刻な状況なのかしら」

電話越しの女はというと、児嶋の前のめりな言動に臆した様子もなく、実におっとりとした穏やかな口調で通話に応じている。
深刻な摂食障害と告げたにも関わらず、落ち着いた態度を保っていられるのは治療によほど自信があるのか、それとも何か別の理由が存在するのか。
どちらにしろ、得体の知れない女には違いないと児嶋は眉根を僅かに寄せながら会話を続けることにした。

「ええ、過食の症状があまりに酷くて自らの血も啜り呑むほどでして。宜しければ明日にでも診て頂きたいのですが」
「まあ、それは大変。そうね、明日ですと……」

そうして取り付けた約束の日時は明日の十三時、指定された場所は駅前のとあるタワーマンションの一室であった。
どうやら彼女のカウンセリングは、他のクリニックのように大っぴらな店舗を構える形態ではないらしい。
住居用マンションの一室で客を迎え入れるエステ店などの存在は珍しくもないが、やはり胡散臭さは拭えない。

「……雛芥子さん、明日のカウンセリング内容は真面目に聞かなくても大丈夫ですから」

通話を終えた後、児嶋は隣に座る雛芥子に対し、厳しい表情で忠告を始める。

「ヒカルさんはまるで洗脳されているようでしたから、今のあなたにとって韮崎というカウンセラーは危険な存在になるかもしれません。摂食障害を患う人間に、なにかしらの催眠療法を行っている可能性もあります」
「勝手に予約しといて気をつけろたァ、お前……」

許諾もなく名前を使用され、一方的に予約を取り付けられてしまった事を根に持っているらしい雛芥子は不満げな声を漏らしたが、児嶋の見立てに対しては反論がなかったようで、

「まァ、そうだな。ヒカルちゃんの様子を見る限りだと、その韮崎って女はロクな治療をしてなさそうだし」

天井を仰ぎながら、渋々といった様子ではあったものの児嶋の提案に同意を示してみせた。

「ええ。ですから、雛芥子さんは食べたい中華料理でも考えながら話半分でいてくださいね」

韮崎の話は自分が聞いておくと宣言したところ、雛芥子は露骨に不安げな表情を浮かべたが、他に解決の糸口をつかむ方法はないと改めて思い直したのだろう。

手羽餃子のことでも考えながらやり過ごすか……」

その身をソファへと深く沈め、やれやれと盛大な溜息を零しながら肩をがっくりと落としたのであった。



その日の夜、雛芥子がソファで眠り続ける傍ら、児嶋はひとりデスクへと向かっていた。
自身も寝室で休息を取ろうかとも思ったのだが、いつ雛芥子が自我を失い、冷蔵庫の中身を漁り出すか分からない。
それならば溜まった仕事を片付けながら、就寝する雛芥子の様子を見守っていようと夜を徹する事に決めたのだ。
今のところ容体に変化はないらしく、実に呑気な寝息のみが背後から聞こえてきているものの、昼間に目撃した自らの唇から流れる血を無心に啜っていた雛芥子の悍ましい姿を思い出した児嶋は改めて気を引き締め、眠気覚ましのコーヒーをひと口啜った後、彼の様子を窺うべく後ろを振り返った――その時である。

「――ッ、ぐ……!」

ソファ上から零れた微かな呻きを、児嶋は聞き逃さなかった。

「雛芥子さん……?」

声を掛けるが、反応はない。
寝言か何かだろうかと訝しんだその直後、ソファへと横たわっていた雛芥子の体がびくりと跳ね上がると同時、激痛を堪えるような咆哮じみた声があげられた為、慌てて児嶋は彼の元へと駆け寄った。

「大丈夫ですか、雛芥子さん!」
「っ、くそ……!」

その身を横たえたまま、雛芥子は自らの腹を抱えるような姿勢でのたうち回っている。
まさか、腹中の化け物が暴れ出したのか。
しかし、そうだとして今の児嶋に何が出来るだろうと適切な対処を施せないまま狼狽していたところ、雛芥子の瞳がゆっくりと開き、児嶋の不安げに歪んだ顔をその双眸に捉えて苦笑を象った。

「……悪かったな、起こしちまって」

どうやら、軽口を叩けるまでには症状が落ち着いたらしい。
「気休めにしかならないかもしれませんが、牛乳でも温めましょうか」
医師という立場でありながら、彼に処置らしい処置を何も施せない自らの不甲斐なさに歯噛みしつつ、児嶋は立ち上がると冷蔵庫から取り出した牛乳を電子レンジにて手早く温め、カップに注いだそれを未だ苦しげに眉を寄せている雛芥子へと差し出した。

「胃がビックリするかもしれませんから、ゆっくり飲んでください」
「……ああ」

その後、受け取ったカップ内の牛乳を少しずつではあるが流し込んでいく雛芥子の姿を注意深く観察してみたものの、謎の発作はその鳴りを潜めたらしく、児嶋はほっと胸を撫で下ろす。
彼が自我を失うたび、そして苦しむたび、脳裏にあの惨状が蘇るのだ。
円卓の上にごろりと転がっても尚、並んだ料理を貪り食おうとした歯列と舌先。
あのような光景を二度も目の当たりにしてしまったら、児嶋はいよいよ正気を失うだろう。

「僕はしばらく仕事をしているので、また何かあったら言ってください」

そんな不安を払拭するように児嶋はデスクへと向かったのだが、背中越しの気配がなにやらごそごそと、落ち着きなくいつまでも蠢いていた為に仕事が手につかず、何事かと振り返ると、

「……雛芥子さん?」

彼はその身を起こし、石沢宅から持ち帰った資料のファイルを捲っていた。
再びの発作を恐れ、眠るのを諦めたのだろうか。
児嶋がそう訝しんでいると、こちらの視線に気づいたらしい雛芥子が顔をあげ、その口元ににやりとどこか悪戯っぽい笑みを浮かべながら小さく肩を揺らしてみせた。

「お前、寝るつもりないんだろ。だったら俺も起きてるから、夜食でも用意してくれると助かるんだけどなァ」

思わぬ言葉に、面食らう。
どうやら彼は、児嶋が夜を徹するつもりでいることを察して自らも就寝する事を止めたようだ。
それは自我を失い飢餓に取り憑かれる事態を恐れてのことなのか、はたまた雛芥子の為に休息を取らないと決めた児嶋に対する気遣いなのか――その真意は掴めなかったが、だらしのない見た目に反し、意外と義理堅く優しい一面もあるのだなと密かに感心する。

「では、ゼリーで良ければお出ししましょうか。少しは腹の足しになるかもしれません」

出来れば炭水化物を用意してやりたかったが、石沢、そしてヒカルの食欲に取り憑かれた様子を目の当たりにしてしまった以上、やはり固形物を与えるのは気が引けた。
しかし、流動食であるクラッシュゼリーならば満腹感は得られないかもしれないが栄養価はそれなりに高いので飢えは凌げるはずだと提案すると、雛芥子は不服そうにその表情を歪めたが、空腹には勝てなかったのだろう、児嶋の手から渋々といった様子で差し出されたクラッシュゼリーの容器を受け取ったのであった。

第7話第9話

讃歌惨劇(ログ)

[メイン] KP : ★━━━………‥‥‥‥‥・・・

Call of Cthulhu

『惨歌讃劇』

   team:レパード

  一日目

  八重樫アキノ様作


・・・‥‥‥‥‥………━━━★

[メイン] KP : 2020年10月1日木曜日。
最近あなたの街を、殺人鬼の噂が騒がせている。
殺害方法は残忍極まりなく、殺した後に死体を解体し、路上に放置。
一般市民にまるで自分のしたことを見せつけるような、そんな殺人だ。
警察も動いているのだが、犯人の行方は全くつかめていない。
警察であるあなた自身も犯人を追っているのだが――どうにも、足取りがつかめない。

[メイン] KP : そんな事件に追われながらも、あなたは帰宅する。
今日もまた、新しく死体が発見された。
しかし、しばらくの間、後輩が仕事を代わってくれたのだ。
最近帰宅すら出来ていないあなたのことを気遣ってくれたのだろう。
数日の間であれば、休暇が取れる。
最近付き合ってきた事件から目を逸らすように。

[メイン] 鷹山 透 : 「やれやれ、やっと家に帰れるのはいいけど…帰れたところでなあ」
特にやることがないと家路を急ぐ

[メイン] 鷹山 透 : (コンビニで珈琲だけ買って真っすぐ帰宅)

[メイン] KP : 数日ぶりの我が家へ帰ってきた鷹山さん。
お夕飯はあります…?

[メイン] 鷹山 透 : (冷蔵庫開けるも目ぼしいものが何もないのでいつ貰ったか分からない景品のチョコを取り出し食べる)

[メイン] 鷹山 透 : 「腹は減ってるが…今は休むのが先決か。またいつ呼び出されるか分かんないからなあ」
ソファでチョコ齧りつつ

[メイン] KP : 日頃の疲れも相まってか、あなたはテレビをつけ、ソファーに座り……そのまま、眠りに落ちてしまうだろう。

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 目を覚ます。

[メイン] KP : 数時間睡眠はとれただろうか。泥のように眠ってしまった。
気付けば外は酷い雨だった。
どこかで雷が鳴っている。本当に酷い雨だ。
家の窓が開いているのか。
雨風が吹き込んでくる気配がある。

[メイン] 鷹山 透 : 「……うわ、外荒れてるなあ」
ソファで伸びをしながら憂鬱そうに

[メイン] KP : 憂鬱そうにしていると、

[メイン] 臨時ニュース : 臨時ニュース。

[メイン] 臨時ニュース : 東京都内連続殺人、被疑者を指名手配。
臨時ニュース。
大下 薫(男性 36歳)を指名手配。

[メイン] KP : つけっぱなしのテレビ画面には、あなたの同僚である大下薫の顔と名前が表示されていた。

[メイン] 鷹山 透 : 「……大下?」
咥えかけた煙草をぽろっと落とす

[メイン] 鷹山 透 : 「あの堅物が誰を殺すって言うんだよ…」
ニュースの内容を信じていない様子でテレビを眺める

[メイン] KP : どうして彼が?と困惑し、あなたは呆然とテレビを眺める。
その時だった。

[メイン] 大下 薫 : 「……鷹山、助けてくれ」

[メイン] KP : 部屋に小さな声が響いたのは。

[メイン] 鷹山 透 : 「!?」
咥え直そうとした煙草を再び落としそうになりながら慌ててソファから飛び起きる

[メイン] KP : 驚いて振り返れば、そこには見慣れた大下の顔があった。
雨でずぶぬれになっており、がたがたと震えている。
その瞳に映るのは明らかな恐怖だ。
彼は震える声で、もう一度繰り返した。

[メイン] 大下 薫 : 「助けてくれ……!俺は、殺してなんかいないんだ……!」

[メイン] 鷹山 透 : 「いや、クソ真面目な大下クンが殺しなんてするわけないとは思ってるけど…俺、鍵かけてなかった?」
なぜここにいるとビックリ

[メイン] 大下 薫 : 「鍵かかってないところがあったんだ…そこから入らせてもらった」

[メイン] 鷹山 透 : 「……開いてたからって人の寝込み襲わないでよ」
溜息つきながらようやく煙草点火

[メイン] 大下 薫 : 「すまなかった……だが…」

[メイン] 鷹山 透 : 「とりあえず、事情話してよ。君を助けるかどうかは、それから判断するから」
咥え煙草のまま台所で大下の分のコーヒー用意しつつ

[メイン] 大下 薫 : 「あぁ…」

[メイン] KP : 大下は落ち着いてきたのか、一息ついて口を開く。

[メイン] 大下 薫 : 「今日、突然捜査一課に呼び出され、取締室に連れて行かれて…今起こってる殺人の被疑者が俺だと…」

[メイン] 大下 薫 : 「やってないし、やるわけもないと言ったんだが、信じてもらえなくて…」

[メイン] 大下 薫 : 「なら、昨夜の行動を証言しろと言われたが…記憶がなくて…それで怖くなって逃げたんだ」

[メイン] 鷹山 透 : 「俺たち一課の人間が人殺してる暇なんてないこと、他の連中も分かってるだろうになんで大下クンが容疑者なんだろうなあ」

[メイン] 鷹山 透 : 「大体、記憶がないってのはどういうことだ?」

[メイン] 大下 薫 : 「わからないんだ…覚えていない…」

[メイン] KP : 大下に対して、<心理学>か<精神分析>を振ることができます。
<心理学>の場合はKPが振ります

[メイン] 鷹山 透 : 精神分析振ります

[メイン] KP : はい!どうぞ!

[メイン] KP : 精神分析って打つと、リストが出てくるかと!

[メイン] KP : そもそも持ってないな…???

[メイン] 鷹山 透 : 持ってませんでした心理学でお願いします…

[メイン] KP : 精神分析、初期値が1%なので、1%でも振ることができます。
1/100の確率!
心理学で大丈夫です?情報は一緒です!

[メイン] 鷹山 透 : では心理学で振ります

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=35 【心理学】 Cthulhu : (1D100<=35) > 15 > 成功

[メイン] KP : あ!えと!KP側が振るので…!

[メイン] 鷹山 透 : あ、ごめんなさいw

[メイン] KP : シークレットダイス ???

[メイン] KP : 大丈夫です!

[メイン] KP : 鷹山さんは大下の話を聞きながら、その表情を見ると嘘は言っていないこと、完全に怯えきっていることがわかるでしょう。

[メイン] 鷹山 透 : 「嘘は言ってないみたいだけど、逃げたのは悪手だったね。実際に殺しをしたヤツを引っ張ってこない限り、大下クンの無実は晴れないんじゃない?」

[メイン] 大下 薫 : 「あぁ…だから、頼む、鷹山。誰にも言わずに俺をかくまってほしい。真犯人を一緒に探してほしいんだ…」

[メイン] 鷹山 透 : 「まあ、いいけどさ。俺のところにも捜査の手が伸びないとも限らないから、身の安全は保障出来ないからね」

[メイン] 大下 薫 : 「…そう、だな…。迷惑をかけてしまうが…鷹山しか頼れる人がいないんだ」

[メイン] 鷹山 透 : 「じゃ、まずは聞き取りだ。誰を殺したことになってるの?現場も知ってれば教えてくれ」

[メイン] KP : 大下は貴方の問いに静かに首を振る。そして彼はぐったりとして目を閉じてしまうでしょう。

[メイン] 鷹山 透 : 「ちょ、ちょっと。大下クン?」
おろおろ

[メイン] KP : <アイデア>と<目星>どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=80 アイデア Cthulhu : (1D100<=80) > 19 > 成功

[メイン] KP : すばらしい!!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 47 > 成功

[メイン] KP : 「彼が逃げ出してから指名手配までの時間が早すぎる」ということに違和感を感じます。
そして、片方の頬が赤くなっているのがわかります。
暴力を振るわれたのでは?と思うでしょう。

[メイン] 鷹山 透 : 「記憶がないって言ってたけど、その間に殴られでもしたのか…?」
濡らしたタオルを当ててあげる

[メイン] 大下 薫 : 「っ……これは…取り調べの時、西川警部に…」

[メイン] KP : タオルを当ててあげていると

[メイン] KP : 携帯電話が鳴った。
貴方の携帯電話です。

[メイン] 鷹山 透 : 「……もしもし?」
応答する

[メイン] 西川 : 「西川だ。鷹山、休暇中なのはわかっているが、職場に顔を出してくれないか」

[メイン] 鷹山 透 : 「あー、はい。了解です」
大下の顔を見ながら気まずそうに

[メイン] 西川 : 「早く来いよ」

[メイン] KP : そういうと電話は切れてしまいました。

[メイン] 大下 薫 : 「…相手、西川…警部か…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「大当たり、署に顔出せってさ。多分、君のことだろうねえ」

[メイン] 大下 薫 : 「…いかないと、まずいだろう…。待ってても良いだろうか…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「それは構わないけど。俺が帰ってくるまで一歩も外に出ないでね。あ、お腹空いたら冷蔵庫のチョコは食べてもいいから」
急いで身支度整えつつ

[メイン] 大下 薫 : 「わかった」

[メイン] 鷹山 透 : 「どれだけ力になれるか分かんないけど、まあ何らかの情報は持って帰って来るよ」
自宅を出る

[メイン] KP : 警察署に向かう頃には時刻は夜中も近くなっている。
雨の中、あなたは捜査一課で上司の一人である西川の元へ向かうことだろう。

[メイン] KP : 警察署にたどり着き、西川のところへ向かえば、開口一番彼は

[メイン] 西川 : 「大下の居場所を知っているか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「……さあ、俺だって知りたいです。あの人、殺しをやったって本当ですか?」
しれっと嘘つく

[メイン] 西川 : 「確かだ。一般市民から通報があった」

[メイン] 鷹山 透 : 「市民からの通報、ねえ……。誰を殺ったんです?現場は?詳しい話を聞かないことには、彼がどこへ逃げたのか見当もつきません」

[メイン] 西川 : 「詳しい話は大下の居場所がわかってからだな。取り調べの最中に逃げ出しやがって…そう遠くは行ってないだろうし、仲の良かったお前から聞いてみることにしたんだが…」

[メイン] KP : <心理学(KPが振ります>、または<目星-20>を振ることができますよ!

[メイン] 鷹山 透 : 心理学でお願いします

[メイン] KP : シークレットダイス ???

[メイン] KP : ではあなたは西川の表情をジッと見ながら話を聞きます。

西川はどこかぼうっとしているような印象を受けることに気が付く。
まるで夢でも見ているようだ。
それは、「操られている」というような感覚をあなたに与えることだろう。
大下の居場所は言わない方がいいのかもしれない。

[メイン] 鷹山 透 : 「……大下が逃げた時の状況を教えて下さい。俺の方でも探してみます」
居場所を知らないフリを続ける

[メイン] 西川 : 「今起こってる連続殺人の取り調べをしていたら、騒いで逃げた。見つけたら必ず連絡しろ」

[メイン] 鷹山 透 : 「……了解です」

[メイン] KP : 西川は不機嫌そうな顔をし、捜査室へと戻っていきます。

[メイン] 鷹山 透 : テレビで殺人事件のニュースが確認出来たらしたいです

[メイン] KP : ロビーに設置されている大型パネルで最新のニュースを確認しようと足を歩み始めると、背後から声をかけられるでしょう。

[メイン] 鷹山 透 : 振り返る

[メイン] KP : 振り返ると、貴方の後輩の一人である、日野が立っていました。
彼は笑顔で話しかけてきます。

[メイン] 日野 : 「先輩も来てたんですね。…少し時間良いですか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「ああ、いいよ。どうした?」

[メイン] 日野 : 「ちょっと気になることがあるんですけど、ここじゃまずいな…。いつもの喫茶店行きません?」

[メイン] 鷹山 透 : 「……わかった。行こう」

[メイン] KP : 通いなれた、落ち着いた雰囲気の喫茶店だ。
BGMは控えめであり、つくと個室の席へと通されることだろう。
席につくと、日野は少し困ったように口を開いた。

[メイン] 日野 : 「……今回の大下さんの話、少し気になるんですけど……」

[メイン] 鷹山 透 : 「なんで大下クンが容疑者になっちゃったワケ?市民からの通報って言ってたけど…お前、なんか詳しいこと知ってる?」

[メイン] 日野 : 「俺もわかんないんスよ…。大下さんそんなことする人じゃないですよね?でも西川警部があいつが犯人だっていうんです…」

[メイン] 日野 : 「指名手配までの時間が早すぎるし、その…暴力を振るってるところも見ちゃって…」

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クン、ハメられたってこと?でも何のために……」

[メイン] 日野 : 「上層部の動きも少しおかしい気がします…」

[メイン] 日野 : 「それで、これなんスけど…」

[メイン] KP : 日野は大判の封筒をテーブルに置く。

[メイン] 鷹山 透 : 「ん?なにこれ…」
中身確認

[メイン] 日野 : 「今日までの殺人犯の動きについてのメモです。一人になれるところで読んでください。めちゃめちゃ極秘なんで、俺が渡したことはナイショですよ」

[メイン] 鷹山 透 : 「おっ、助かる。じゃ、署内は危険そうだし家で読むことにするか」

[メイン] 日野 : 「っすね。多分、大下さん、一緒にいますよね…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「……さあ、どうだろうね。お前の想像に任せるよ」
封筒を手に立ち上がる

[メイン] 日野 : 「そっすか…。俺、これから仕事で拘束されると思うんで、捜査の情報を渡せないと思います。今も休憩ってことで抜けてきたばかりなんで…」

[メイン] 鷹山 透 : 「忙しいとこ、ごめんな。この借りはそのうち返すから、お前はそろそろ署に戻っていいよ。俺はこの資料を確認するから」

[メイン] 日野 : 「チョコ、楽しみにしてますね!じゃ、俺はこれで!コーヒーもごちになります」

[メイン] 鷹山 透 : 「はいはい、じゃあね~」

[メイン] KP : そういって彼は去っていくことだろう。
あなたの手元には、「殺人鬼の動向」についての資料が残されている。

[メイン] 鷹山 透 : 「……とりあえず、家に戻ってこれを調べてみますかね」

[メイン] 鷹山 透 : 帰宅します

[メイン] KP : 自宅に帰ると、ソファーの上で丸まるようにして大下が眠っていることに気が付く。
風呂にも入らず、気絶するように眠っていたのではないだろうか、と思うことだろう。

[メイン] 鷹山 透 : 「起こすのも悪いし、先にコレ見ておくか…」
封筒オープン

[メイン] KP : ▼「殺人鬼の動向」の資料
手書きの文字でまとめられた資料だ。
今まで殺人が行われた時間・死亡推定時刻・被害者の名前が書かれている。
『9月2日
 被害者:阿房昭英(あぼうあきひで) 死亡推定時刻:22時頃
 9月16日
 被害者:生田忍(いくたしのぶ) 死亡推定時刻:22時頃
 9月23日
 被害者:内堀省吾(うちぼりしょうご) 死亡推定時刻:22時頃
 9月30日
 被害者:江間颯太(えまそうた) 死亡推定時刻:22時頃』

[メイン] 鷹山 透 : 「死亡推定時刻が全部22時か……。なんかこだわりでもあるのか?」

[メイン] KP : <アイデア>どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=80 アイデア Cthulhu : (1D100<=80) > 98 > 致命的失敗

[メイン] KP : Oh…

[メイン] KP : 死亡推定時刻の日は何曜日だ?と自分のスマホのカレンダーアプリを確認しようとしたところ、スマホは手から抜けてフローリングに画面がたたきつけられてしまいました。
画面にはヒビが…。

[メイン] 鷹山 透 : 「おいおい、ちょっと割れちゃったよ…」

[メイン] 鷹山 透 : 「ディスプレイは問題なく見える、のか?ええと、カレンダーを……」

[メイン] KP : ヒビが入ったスマホでカレンダーアプリを改めて確認すると、すべて”水曜日”に行われていることに気づくでしょう。

[メイン] 鷹山 透 : 「毎週水曜日に殺人か。曜日に意味があるのか、それともスケジュール的な問題なのか…」

[メイン] KP : また、資料には被害者の住所や、死体が発見された場所なども記されている。
(具体的な地名ではなく、宣言だけで明日以降、行けるようになります!)

[メイン] 鷹山 透 : 「とりあえず明日、1人目の現場から洗ってみるとするか」

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クンも寝てるし、俺も明日に備えて寝るとするか…」
ソファ近くの床に適当に寝転がって目を閉じる

[メイン] KP : 床の硬さを感じながらも、いろいろあって疲れていたのかすぐに睡魔はやってくる。

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 2020月9月2日金曜日。
朝起きると、良い匂いがしていることに気が付くだろう。

[メイン] 鷹山 透 : 「ん~、なんの匂い?」
目をこすりながら体を起こす

[メイン] KP : キッチンの方をみれば、そこでは昨日よりも少し落ち着いた顔をした大下が朝ごはんの用意をしていた。

[メイン] 大下 薫 : 「おはよう。それと……昨日は、ありがとう。台所借りたぞ」

[メイン] 大下 薫 :

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クン、料理出来たんだねえ。なに作ったの?」
のそのそと台所に寄っていく

[メイン] 大下 薫 : 「簡単なものならな。というか、冷蔵庫の中、なにも入ってないじゃないか。缶詰いくつか開けさせてもらった」

[メイン] 鷹山 透 : 「数日、家に帰れなかったからね。食料なんて買い込んでる暇なんかないよ」

[メイン] KP : 白米と鯖とシーチキンが食卓に載っています。
缶詰使ったんだな、っていう料理ですね

[メイン] 鷹山 透 : 「……で、事件のことだけど。現場百篇って言うし、俺は死体の発見場所とか被害者の自宅で聞き込みに行ってくるよ」

[メイン] 大下 薫 : 「…鷹山は俺のことをどうするんだ?」

[メイン] 鷹山 透 : 「人手は欲しいとこだけど、君を連れて行ったら間違いなく西川さんが飛んでくるだろうからね。しばらくはココに居てもらうことになるかな」

[メイン] 大下 薫 : 「…俺もついていきたいが…難しいか」

[メイン] 鷹山 透 : 「ううん、やっぱ着いていきたい感じ?どうなっても知らないよ。俺も責任取れないよ?それでもいいなら捜査に協力してほしいかな」
シーチキンぱくぱく

[メイン] 大下 薫 : 「あぁ、俺も関わってるみたいだし、真相を知りたい。…変装とかしたらどうだろう…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クンが変装?いいね、面白そうじゃん」
勝手に想像して笑う

[メイン] 大下 薫 : 「鷹山も変装するか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「お、俺も?……伊達眼鏡でも掛ければいい?」

[メイン] 大下 薫 : 「良いんじゃないか?似合うと思うよ」想像してくすっと笑う。

「ごちそうさまでした」
食べ終えて食器洗いに行こう

[メイン] 鷹山 透 : 「じゃ、それ終わったらまずは1件目の現場に行くか。ええと、被害者は阿房昭英……」
日野から貰ったメモを再確認

[メイン] 大下 薫 : 「阿房昭英氏の現場か。わかった」
洗い物終えてメモをのぞき込む

[メイン] 鷹山 透 : 「日時は水曜日の22時、か……。なんの意味があるんだろうねえ」
身支度整えつつ伊達眼鏡も装着

[メイン] 大下 薫 : 「毎週水曜なんだな…」
鷹山のクローゼット勝手に開いて適当に服を借りよう

[メイン] 鷹山 透 : 「服、汚さないでよ~?じゃ、まずは現場に行ってみるとしますか」
1人目の被害者発見現場に行きます

[メイン] 大下 薫 : 「汚れたらクリーニングして返すよ」

[メイン] KP : 阿房昭英の死体が発見された現場である。
今はほとんど人はいなさそうだ。

[メイン] 鷹山 透 : 「もう捜査は終わってるから何かが出てくるとは思えないけど、一応調べておこうか」
目星で調べたいです

[メイン] KP : <目星>どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 52 > 成功

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 目星 Cthulhu : (1D100<=65) > 10 > スペシャ

[メイン] KP : どこで死体が発見されたのだろう、と見渡せば、ある1か所に未だに血がこびりついているのを発見する。
凄惨な現場を象徴するように、未だ、その血は微かに残っていた。
SANc(1/1d2+1)

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 SANチェック Cthulhu : (1D100<=65) > 6 > スペシャ

[メイン] system : [ 大下 薫 ] SAN : 65 → 64

[メイン] 大下 薫 : 「…血、まだ残っているな…」

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=55 SANチェック Cthulhu : (1D100<=55) > 50 > 成功

[雑談] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 55 → 54

[メイン] 鷹山 透 : 「どんな殺し方したらこうなるんだか…」

[メイン] KP : <ナビゲート>または<アイデア>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=80 アイデア Cthulhu : (1D100<=80) > 57 > 成功

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 アイデア Cthulhu : (1D100<=65) > 57 > 成功

[メイン] KP : 仲良しじゃん

[メイン] 鷹山 透 : 57!

[メイン] 大下 薫 : 57

[メイン] KP : 「死体の発見現場は大下の生活圏内と結構離れている」ということに気が付く。

[メイン] KP : また、鷹山さんは先週も先々週も、大下と水曜日に仕事をしていた。
仕事をしてからこの現場に来て殺したのであれば、死亡推定時刻はもっと遅くなると思うことだろう。
この犯行は大下には不可能だ。やはり、真犯人は別にいる。
あなたはそう確信するだろう。

[メイン] 鷹山 透 : 「場所と日時から考えて、やっぱり大下クンが殺したってのは無理があるよねえ。それなのになんで西川さんは殴りつけてまで大下クンを容疑者と決めつけたのか…」

[メイン] 大下 薫 : 「…そう、だよな…。なぜ西川警部は話を聞いてくれなかったんだろう…」

[メイン] 鷹山 透 : 「第三者からの証言も欲しい所だね。この辺りの住民に聞き込みでもする?」

[メイン] 大下 薫 : 「人もいないみたいだし…、被害者の家に話を聞きに行ってみないか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「そうだな、じゃあ今度は被害者の家に向かうか」
移動します

[メイン] KP : 阿房昭英の家である。
駐車場に車が止まっており、家の人がいる気配がする。

[メイン] 鷹山 透 : ピンポン押します

[メイン] KP : ピンポンを押すとしばらくして女性が応答してくれました。

[メイン] 阿房 : 「はい、阿房です。どちらさまですか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「ええと、こういうものですけど……。改めてお話を伺いたくて」
自分の名刺を渡す

[メイン] 阿房 : 「あぁ、警察の…。どうぞ」

[メイン] KP : 阿房は貴方の名刺を確認した後、玄関の扉を開けてくれました。

[メイン] 鷹山 透 : 「9月2日の昭英さんの様子や行動について、改めてお話を聞かせて頂けませんか。既に別の刑事にお話ししたとは思うんですけれども…」

[メイン] 阿房 : 「…はい。私でわかることでしたら。…えと、そちらの方は…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「ああ、こっちは私と同じ刑事なのでご安心を」
顔をじっくり見られないようさりげなく大下を自分の後ろに下がらせる

[メイン] 阿房 : 「そうでしたか。それで、夫のことですよね。あの日は夜遅くまで出かけていたと思います」

[メイン] 鷹山 透 : 「いつも遅くまで出かける事があるんでしょうか?あの日、誰かに会うとか何か言ってはいませんでした?」

[メイン] 阿房 : 「水曜日だけは決まって遅くまで出かけていたと思います。でも行先は知らなくて…9月2日もどこへ誰に会っていたのか…」

[メイン] 阿房 : 「恨みを買っている様子もありませんでしたし、なぜ殺されたのか…」

[メイン] 鷹山 透 : 「水曜日……?それって毎週でしょうか」
日野から受け取ったメモの内容が頭をよぎる

[メイン] 阿房 : 「確か、そうだったと思います…。あの、夫の部屋はそのままにしてあります。見ていかれますか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「是非、見せて頂きたいです」
家にあがります

[メイン] 大下 薫 : 会釈をして鷹山についていく

[メイン] KP : 2人は案内され二階へと上がる。
昭英の部屋はすぐにわかるだろう。
室内は特に変わったところのなさそうな普通の部屋だ。

[メイン] 阿房 : 「私はリビングにおりますので」

[メイン] 鷹山 透 : 目星で探索します

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 73 > 成功

[メイン] KP : 優秀!!

[メイン] KP : 机の上に何かの雑誌のようなものが置いてあるのがわかる。
それの表紙には「刃の手教団 入会の手引き」と書かれている。

[メイン] KP : <知識-20>どうぞ!

[メイン] KP : 40以下で成功ですね

[メイン] 鷹山 透 : -20ってどうしたらいいのでしょう?そのまま知識で振ればいいですか?

[メイン] KP : CCB<=60-20 知識テスト Cthulhu : (1D100<=40) > 58 > 失敗

[メイン] KP : こんな感じで数字の横にマイナス数字入れると自動で計算してくれます!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=50-20 知識 Cthulhu : (1D100<=30) > 67 > 失敗

[メイン] KP : ううん、ちょっと思い当たりませんでした…

[メイン] 大下 薫 : 「なにか見つかったか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「怪しげな教団の入会パンフレットがあるな…。もしかして毎週水曜日に出かけてたのはコレか?」

[メイン] 大下 薫 : 「教団の入会パンフレット…?」鷹山の持ってるものを見る。

[メイン] KP : 知識ー20どうぞ

[メイン] 大下 薫 : CCB<=70-20 知識 Cthulhu : (1D100<=50) > 7 > スペシャ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=60-20 知識 Cthulhu : (1D100<=40) > 72 > 失敗

[メイン] 大下 薫 : 「…「刃の手教団」、最近この付近で流行りの新興宗教だ。詳しくは調べないとわからないが…。一般的な宗教勧誘のようだな。教祖は「新藤望」という女性らしいが…名前と性別くらいしか書いていないみたいだ」

[メイン] 鷹山 透 : 「ふーん、これは結構な手掛かりかもね。ガイシャはみんな決まった曜日と時間に殺されてる。で、さっきの奥さんの話からすると阿房昭英は毎週水曜日にはどこかに遅くまで出かけてたみたいだし…」

[メイン] 鷹山 透 : 「他の被害者たちの動向も調べてこの教団の名前がもし出てきたら、新藤さんに会いに行ってみるのもいいかもね」

[メイン] 大下 薫 : 「そうだな、行ってみるか」

[メイン] 鷹山 透 : 「よし、じゃあ次は生田忍の家に行ってみるか」

[メイン] KP : 二人は阿房家を後にし、生田家へ向かった―――――。

[メイン] 前回のあらすじ : 愛知県名古屋市を賑わす連続殺人事件。
刑事課に席を置く貴方はこの事件で毎日頭を悩ませていた。

幸運にも連休が手に入った貴方は久しぶりの我が家へ帰宅し、一休みをしたが突如入ってきたニュースに起こされる。

そして部屋にはそのニュースに出てしまっている同僚、大下薫の姿があった。

貴方は大下と共に連続殺人事件を解決できるのか…?

[メイン] KP : ★━━━………‥‥‥‥‥・・・

Call of Cthulhu

『惨歌讃劇』
  team:レパード
  
  二日日

・・・‥‥‥‥‥………━━━★

[メイン] KP : 二番目の犠牲者、生田忍の住んでいた家は閑静な住宅街の一角にある。
こちらも車が駐車したままになっており、家人が在宅中なことがわかるだろう。

[メイン] 鷹山 透 : 「よし、じゃあ二人目の家も調べさせてもらうか」

[メイン] 鷹山 透 : ピンポン押す

[メイン] KP : しばらくすると女性の声が応答する。

[メイン] 生田 : 「はい…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「警察です。何度もお訪ねして申し訳ないのですが、改めて忍さんのお部屋をちょっと調べさせて頂きたいのですが~」

[メイン] 生田 : 「…警察の…。どうぞ」

[メイン] KP : そういって女性は玄関をあけてくれる。

[メイン] 鷹山 透 : 「つかぬことをお聞きしますが……。もしかして忍さん、毎週水曜日にどこかへ出掛けたりとかしてました?」
名刺渡しながら

[メイン] 生田 : 「えぇ…毎週、毎週、私には内緒で出かけていたみたい」

[メイン] 鷹山 透 : 「……なるほどね。じゃあ、部屋の方、調べさせて頂きますね」
部屋で目星使いたいです

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 1 > 決定的成功/スペシャ

[メイン] KP : 1!?!?1!!!1だ~~~~~~!!!!!

[メイン] 鷹山 透 : わーい

[メイン] KP : おめでとうございます!!!!めちゃくちゃすごい!!!KPより偉い1クリ!!

[メイン] KP : よし、情報をおまけしますね!

[メイン] KP : 生田忍の部屋の上には阿房昭英の部屋にあったものと同じ冊子、「刃の手教団 入会の手引き」があった。
中をパラパラと開いても大下から聞いた以上のことは書いていない。
そこで、あなたはスマホで検索してみたら何かひっかかるのでは?と思うだろう。

スマホで調べる場合は<図書館>もしくは<コンピューター>の技能値に+20を追加して振ってください。

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=50+20 図書館 Cthulhu : (1D100<=70) > 30 > 成功

[メイン] KP : 成功~~~!すばらしい!

[メイン] KP : スマホで検索してみると、教団の公式HPにヒットしました。

[メイン] KP : ▼刃の手教団について
調べてみると、教団の公式HPのようなものが見つかる。
要約すると以下の内容になる。
『刃の手教団は、「あなたの中にある欲望」を叶えるためにあります。
 あなたの中にある欲望を、あなたのために使う。
 それをお手伝いするための場所です。』
教祖である女性、「新藤望」の顔写真も載っている。
妖艶な美女だ。
教団の住所もここには書いてあるが、今から向かうと夜中になってしまうことだろう。

[メイン] 鷹山 透 : 「さて、どうするか……。教団本拠地への乗り込みは明日にして、今日は残り1人の被害者宅へ行って裏付けを取ろうか。もし内堀省吾も毎週水曜日に出かけてたとしたら、教団の関与は確実だと思うよ」

[メイン] 大下 薫 : 「…そうだな…あとは4件目の事件現場に行ってみないか?一番新しい現場だし、まだ何か残っているかもしれない」

[メイン] 鷹山 透 : 「……そうだね、そうしよう」
3件目の被害者宅に移動します

[メイン] KP : はい。ちなみに今14時くらいです。

[メイン] KP : 内堀家にやってきました。
アパート二階の角部屋が該当の部屋のようです。

[メイン] 鷹山 透 : 「……鍵は開いてるのか?1人暮らしだったなら大家さん呼んでよないとなあ」

[メイン] 大下 薫 : 「とりあえず、インターフォンを押してみよう」

[メイン] 大下 薫 : インターフォンを押す

[メイン] KP : 押すと女性が出てきました。

[メイン] 内堀 : 「なに…?アンタたち、誰」

[メイン] 鷹山 透 : 「こういう者でして…。内堀省吾の動向について、お伺いしたいことがあるんです」
名刺差し出しながら

[メイン] 内堀 : 「あぁ…おじいちゃんの事件の…。なんですか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「ああ、お孫さんね。アナタのおじいさん、毎週水曜日にどこか出かけたりとかしてなかった?もしよかったら軽く部屋も調べてみたいんだけど…」

[メイン] 内堀 : 「言ってましたよ。毎週、毎週、どこ行ってたんだか…。部屋はそのままにしてあります。見るならどーぞ」

[メイン] 鷹山 透 : 目星使います

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 70 > 成功

[メイン] KP : 成功!素晴らしいですね!やはり机の上に教団の入会手引きが置いてありました。

[メイン] 大下 薫 : 「教団関係のモノ、見つかったか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「例のパンフレットがあったよ。やっぱり被害者たちは全員教団関係者みたいだな」

[メイン] 大下 薫 : 「…そうか…。そういえば、さっき携帯を見ていたが、本拠地の住所がわかったんだよな?」

[メイン] 大下 薫 : 「明日って言っていたが」

[メイン] 鷹山 透 : 「ああ、調べたら出てきたよ。大下クン、もちろんついてくるでしょ?」

[メイン] 大下 薫 : 「ついてくるなと言われても、ついていくぞ」

[メイン] 鷹山 透 : 「決まりだ。ま、その前に…次は4人目の被害者を洗ってみようか。まずは事件現場だ」
4人目の死体発見場所へ移動します

[メイン] 大下 薫 : 「わかった」お孫さんに挨拶をして出よう

[メイン] KP :  

[メイン] KP : あなたたちが向かったのは、昨日事件が起こった場所だった。
着いた頃には夕方になっており、周囲には運よく人はいない。
指名手配中の彼を見咎める人間もいないだろう。
立ち入り禁止のテープは貼られているものの、警察もいないことがわかる。

[メイン] 鷹山 透 : 「……今のうちにさっさと調べておこう。さて、何か残ってるといいけど」
目星使います

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 42 > 成功

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 目星 Cthulhu : (1D100<=65) > 61 > 成功

[メイン] KP : 街頭に反射して何かが光る。
地面に何かが落ちているのを見つけるだろう。
どうやら誰かのスマートフォンのようだ。

[メイン] 鷹山 透 : 「……?誰のスマホだろう」
拾う

[メイン] 大下 薫 : 「スマホ…?」
横からのぞく

[メイン] KP : スマホはロックはかかっている。しかし通知が画面に表示されているのがわかる。

[メイン] KP : ▼「誰かのスマートフォン
誰かのスマートフォンだ。
数件のメッセージが表示されている。

表記されている名前は「姉」だ。
『昨日のことだけど、上手く誤魔化しておいたから』
『あなたも気をつけなさい』
『もう見つからないようにしてね』

[メイン] 鷹山 透 : 「ただの落とし物ならいいけど、これが事件関係者の落としたものだったら……かなりの手掛かりだね。落とし主には悪いけど、ちょっと借りておくか」

[メイン] 大下 薫 : 「あぁ」

[メイン] : 「あの…」

[メイン] KP : あなたたちがそのスマートフォンを見ていると、声をかけてくる人がいる。

[メイン] KP : それはひとりの若い女性だった。

[メイン] 若い女性 : 「……あの…水曜日の夜、そこで口論してた人ですよね?今朝……テレビで指名手配されてた……」

[メイン] KP : その言葉にぞっとすることだろう。SANc(0/1d2)

[メイン] 大下 薫 : CCB<=64 SANチェック Cthulhu : (1D100<=64) > 85 > 失敗

[メイン] 大下 薫 : 1d2 Cthulhu : (1D2) > 1

[メイン] system : [ 大下 薫 ] SAN : 64 → 63

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=54 SANチェック Cthulhu : (1D100<=54) > 65 > 失敗

[メイン] 鷹山 透 : 1d2 Cthulhu : (1D2) > 1

[メイン] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 54 → 53

[メイン] 鷹山 透 : 「げっ…」

[メイン] 大下 薫 : 「…」

[メイン] KP : しかし彼女は通報する気などはないらしく、あなたたちに声をかけてくる。

[メイン] 若い女性 : 「指名手配されてるの見て、彼の姿を見て少し驚いたんです…いや、でも……」

[メイン] KP : そういって彼女は少し口ごもる。
どうやら酷く話しづらそうな様子だ。信じてもらえないと思っているのだろうか。

[メイン] 鷹山 透 : 「なにか知ってることがあるなら教えてもらえる?俺、こういう者なんだけど…」
名刺差し出す

[メイン] 若い女性 : 「刑事…さん…?でも、こんな話、信じてもらえるか……」

[メイン] 鷹山 透 : 「どんな話でもちゃんと信じるから話してみてよ。こっちも手掛かりがなくて藁にもすがりたい気分なんだ」

[メイン] KP : 女性は貴方の言葉に本当のことを話そうかと戸惑っているように見える。
<交渉技能+10>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=80+10 言いくるめ Cthulhu : (1D100<=90) > 71 > 成功

[メイン] KP : 成功!おめでとうございます!

[メイン] KP : 彼女は意を決して話始めます。

[メイン] 若い女性 : 「水曜の夜、ここで、あなたと誰かが口論しているのを見て…」

[メイン] KP : そう言って、彼女は大下をちらりと見る。

[メイン] 大下 薫 : 「…俺?」

[メイン] 若い女性 : 「はい…。口論の最中に、急に、あなたと話していた方が、あなたの腹のあたりを殴って…!そのまま、抱えてどこかに…!」

[メイン] 大下 薫 : 「……」

[メイン] 若い女性 : 「その時……その、あなたじゃない、口論してた人の足元に、死体みたいなものがあったような…」

[メイン] KP : そこまでいって彼女は口を閉じることだろう。
その顔は青い。

[メイン] 鷹山 透 : 「その口論してた相手の顔は覚えてる?」

[メイン] 若い女性 : 「…わかりませんでした。私、怖くなって……や、やっぱり、信じられないですよね!」

[メイン] 鷹山 透 : 「……いや、信じるよ。それに、結構な手掛かりになったかも」
微笑

[メイン] 若い女性 : 「そう、ですか…。あの、私、殺人犯がこの人だとは信じてないので……頑張って、ください」

[メイン] KP : 彼女はそう言って去っていく。

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クン、もしかして殺人犯とここではち合わせてたのかもね。誰と口論してたのかは…覚えてないみたいだけど」

[メイン] 大下 薫 : 「…俺も今聞いて驚いてる…ここに来た覚えはないんだが…」

[メイン] 大下 薫 : 「口論…誰と口論したんだ…」

[メイン] 鷹山 透 : 「……もしかして、顔見知りだったとか」

[メイン] 大下 薫 : 「…わからない…」

[メイン] KP : 大下は静かに首を横に振る。

近くの家からは夕食の匂いやお風呂に入る音、テレビの音など生活の音が聞こえてきます。
時計を見れば20時。
昼を食べていなかった貴方達は空腹も限界でしょう。

[メイン] 鷹山 透 : 「……4人目の被害者宅も調べたかったけど、そろそろ帰った方が良さそうだな。コンビニで適当な飯でも買って帰ろう」

[メイン] 大下 薫 : 「……コンビニか…」

[メイン] 大下 薫 : 「健康に悪くないか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「この期に及んで健康なんて気にしてる場合じゃないでしょ。元々刑事ってのは不規則な生活なんだから今夜と明日の朝食はカップ麺で我慢してよ」

[メイン] 大下 薫 : 「……そうだが……カップ麺…」ぐぬ…

[メイン] 大下 薫 : 「…いや、お前に匿ってもらっただけありがたいことなんだ。コンビニ飯とカップ麺で我慢しよう」

[メイン] 鷹山 透 : 「寮暮らしの大下クンは知らないかもしれないけど、今時のカップ麺は美味しんだから!ほら、早く帰ろ」
コンビニで買い出しをしてから帰ります

[メイン] KP : ぶつくさ言ってる大下を連れてコンビニへ!
何買ったかとか決めます?

[メイン] 鷹山 透 : 激辛ペヤングを是非w

[メイン] KP : はい!激辛ペヤング四個、毎度あり!!

[メイン] KP : コンビニで軽い夕食を買い、自宅へ帰ってきました。

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クン、辛いの平気だっけ?これ美味しんだよ~」
お湯をそそぎながら

[メイン] 大下 薫 : 「辛い料理は好きだ。が、カップ麺じゃないか」

[メイン] KP : カップ麺か~…っていうちょっと残念そうな顔で鷹山さんの行動を見ていますね

[メイン] 鷹山 透 : 「たかがカップ麺と侮っちゃだめだよ、大下クン」
完成したペヤング差し出しながら

[メイン] 大下 薫 : 「…たかが、だろう?」カップ焼きそばを受け取る

[メイン] 鷹山 透 :

[メイン] 鷹山 透 : 「そういえば教団のサイト、見せてなかったっけ」
教団サイトページを自分のスマホで接続して大下に見せる

[メイン] 大下 薫 : 「あぁ、まだ見せてもらってない。住所がわかったってことは聞いたんだが…」

[メイン] KP : そういって大下はスマホを受け取ってサイトページを見る。
すると

[メイン] 大下 薫 : 「っ!」

[メイン] KP : ごとりとスマホを床に落として頭を押さえる。
すこし苦しそうだ。

[メイン] 鷹山 透 : 「ちょっと、大丈夫!?」

[メイン] 大下 薫 : 「この女性の顔を見たら、…急に頭が痛くなって…」

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クン、もしかして君もどこかで教団の人間と接触してるんじゃない?記憶を失ってる間にさ」

[メイン] 大下 薫 : 「そうなのか…?だが、俺は教団に入会した覚えはないぞ…。ニュースとして知っていたくらいだ…」

[メイン] 鷹山 透 : 「被害者たちが教団関係者ってことは、加害者も教団の人間である可能性が高いからね。君と口論してたって相手が誰だったのか分かればいいんだけど…」
ペヤング食べながら

[メイン] 大下 薫 : 「そうだな……目撃者の話によれば、殴られてたらしいし…」
同じくペヤングをもそもそ食べ始める…

[メイン] 鷹山 透 : 「とりあえず明日は朝イチに出発して教団に乗り込むとしよう。警察だって堂々と名乗ると面倒だし、入団希望者を装うのがいいか…」

[メイン] 大下 薫 : 「あぁ、その方が良いだろう。………これ、うまいな」

[メイン] 鷹山 透 : 「でしょ~?明日の朝もそれだからね」

[メイン] 大下 薫 : 「……え。朝から…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「昼飯食える保証はないんだから、朝からカロリー高い物食っとかなきゃ」
食べ終わる

[メイン] 大下 薫 : 「そういわれると、悔しいが納得してしまうな…わかった」

[メイン] 鷹山 透 : 「さて、じゃあシャワー浴びて寝るかな。大下クンはソファで寝る?」

[メイン] 大下 薫 : 「あぁ、ここ(ソファ)で眠らせてもらうよ」

[メイン] 鷹山 透 : 「じゃ、俺はベッドで寝かせてもらおうかな」
寝ます

[メイン] 大下 薫 : 「おやすみ」

[メイン] KP : シャワー交互に入って、ベッドとソファでそれぞれ寝ました!

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 2020年10月3日土曜日。
朝起きれば昨夜と同じように、大下が朝ごはんを用意しているのが見える。
テーブルにはいつでも湯切りができるように蓋があけられたペヤングが二個用意されている。

[メイン] 鷹山 透 : 「あ、おはよー。もうご飯用意してくれてたんだ」

[メイン] 大下 薫 : 「おはよう。食べたら教団施設へ行くんだろう。…朝からペヤング食べて」

[メイン] 鷹山 透 : 「朝からカップ麺も手軽でいいと思うんだけどなあ」
ソースかけてもぐもぐ

[メイン] 大下 薫 : 「まぁ、悪くはない味だ…いただきます」
そのまま静かに食べる

[メイン] 鷹山 透 : 食べ終わったら早速教団施設へ出掛けます

[メイン] KP :

[メイン] KP : サイトや入会の手引きに書いてあった住所を頼りに行ってみれば、そこにあるのはこぢんまりとした一軒家のような建物だった。
こぢんまりとした館、といった表現が正しいだろうか。
普通の一軒家よりかは大きいのだが、「宗教施設」という前提で見ると少し小さく感じるかもしれない。

[メイン] 鷹山 透 : 「……なんか想像と違うなあ。小規模な教団なのか?」

[メイン] 大下 薫 : 「どうだろうな…」

[メイン] 鷹山 透 : 「ま、とりあえずは乗り込んでみるしかないか」
インターフォンを押す

[メイン] KP : インターフォンを押すと男性の声が応答した。

[メイン] ??? : 「はい」

[メイン] 鷹山 透 : 「ええと、パンフレットとサイトを見てやってきた者なんですけどぉ…」
入団希望者を装う

[メイン] ??? : 「あぁ、入信希望の方ですか?それとも見学か何かでしょうか?少々お待ちください」

[メイン] KP : インターフォンの通話が切れて、しばらくすると玄関が開かれる。

[メイン] ??? : 「お待たせしました。入信希望も、見学もどちらも歓迎ですよ」

[メイン] 鷹山 透 : 「どーも、今日は一応見学ってことで。あと色々お話も聞いてみたいかなあ、なんて……」

[メイン] 朔夜 : 「わかりました。案内させていただく朔夜と言います。よろしくおねがいします」

[メイン] 鷹山 透 : 「宜しくお願いします~」

[メイン] KP : <目星>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 63 > 成功

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 目星 Cthulhu : (1D100<=65) > 36 > 成功

[メイン] KP : 二人とも、優秀!

[メイン] KP : 朔夜はどこか驚いたような表情で大下を見ているのがわかる。
指名手配されている人物だと発覚してしまったのだろうか?
そんな不安を抱えるあなたたちに、男はにこやかに話しかける。

[メイン] 朔夜 : 「さ、こちらです。どうぞ」

[メイン] 鷹山 透 : 「はーい」
大下の正体がバレたのかとヒヤヒヤしてる

[メイン] 大下 薫 : 「…よろしくおねがいします」二人についていく

[メイン] KP : 連れて来られた場所は、会議室のような場所だ。
シックな内装には似合わない機能的なラックに書類などが収められている。

[メイン] 朔夜 : 「お茶を持ってくるので少し待っていてくださいね」

[メイン] KP : 朔夜はそうにこやかに言えば、そのまま部屋を出ていくことだろう。
彼が来るまでの間、ラック・机の上を調べることが出来そうだ。

[メイン] 鷹山 透 : 目星で調べてみます

[メイン] KP : どれを調べてみますか?

[メイン] 鷹山 透 : ではラックを!

[メイン] KP : はい!鷹山さんがラックへ向かうと大下も一緒に調べるようです。
<図書館>もしくは<経理>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=50 図書館 Cthulhu : (1D100<=50) > 64 > 失敗

[メイン] 大下 薫 : CCB<=50 図書館 Cthulhu : (1D100<=50) > 76 > 失敗

[メイン] KP : 二人とも成功、失敗するタイミングが一緒ですねw
とくに気になるものは見つかりませんでした。

[メイン] KP : 失敗したところは時間をあけてもう一度チャレンジすることができます。

[メイン] 鷹山 透 : 了解です

[メイン] 大下 薫 : 「…特に気になるものは見当たらないな…」

[メイン] 鷹山 透 : 「そうだねえ。もうちょっと調べてみたい気もするけどさすがにアイツが戻ってきちゃうか…」

[メイン] 大下 薫 : 「手分けして調べてみるか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「そうだね、手分けした方が早いね」

[メイン] 大下 薫 : 「じゃあ、俺は引き続きラックを調べてみる。机は頼んだ」

[メイン] 鷹山 透 : 「わかった、机ね……」

[メイン] KP : 机の上を調べる場合、<目星>どうぞ

[メイン] KP : 大下の処理は個タブで行います。

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 74 > 成功

[メイン] KP : 成功~~!

[メイン] KP : 机の上に気になる書類の束を発見する。
その書類の束には、「高額寄付者向け集会の知らせ」と書かれている。

[メイン] 鷹山 透 : 「高額寄付者向け集会、ねえ……」
可能であれば中を見てみます

[メイン] KP : ▼高額寄付者向け集会のお知らせ

「一定額以上の寄付をしていただいた人向けの集会について
 毎週水曜日、夜9時から開催。
 この集会では、教祖である「新藤望」様と少人数でお話の出来る集会です。
 ここでしか行われない儀式も行われ、招待状を持っている人のみが参加できます」

[メイン] 鷹山 透 : 「毎週水曜日の夜9時から……。もしかして被害者たちはこれに参加してたのか?」

[メイン] KP : <アイデア>もくは<知識>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=80 アイデア Cthulhu : (1D100<=80) > 80 > 成功

[メイン] KP : ぎりぎり!そうですね、

「現在起こっている殺人事件の犯行は水曜日にしか起こっておらず、死亡推定時刻が22時である」

ということに思い当たります。

[メイン] 鷹山 透 : 「まさかこの集会後にみんな殺されてるんじゃ…?」

[メイン] KP : ラックの方はまだ大下がごそごそしてます(図書館失敗しました)

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クン、ちょっとこれ見てよ」
ラック捜索中の大下に集会の書類を見せながら

[メイン] 大下 薫 : 「…?すまん、こっちも何かありそうなんだが…」
書類を受けとる。ラックは頼んだ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=50 図書館 Cthulhu : (1D100<=50) > 48 > 成功

[メイン] KP : ひゅ~~!かっこいい!!さすが!すばら~!

[メイン] KP : ラックの中から「刃の手教団」に寄付している人のリストを発見することができました。

[メイン] 鷹山 透 : 「お、いいもん見っけ」
リストの中を調べます

[メイン] KP : ▼高額寄付者リスト
『阿房昭英(あぼうあきひで)
 生田忍(いくたしのぶ)
 内堀省吾(うちぼりしょうご)
 江間颯太(えまそうた)
 緒方雪(おがたゆき)
 加賀光秀(かがみつひで)』

[メイン] KP : 続いて<アイデア>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=80 アイデア Cthulhu : (1D100<=80) > 40 > 成功

[メイン] KP : ひゅぅ!

[メイン] KP : リストに被害者の名前が入っていることに気づきます。何か関係があるのだろうか?

[メイン] 大下 薫 : 「…読み終えた」

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 アイデア Cthulhu : (1D100<=65) > 3 > 決定的成功/スペシャ

[メイン] KP : めちゃくちゃわかってしまった

[メイン] 鷹山 透 : おー

[メイン] KP : 今のはお知らせを読んだときのアイデアですね。
クリチケとして任意のタイミングで自動成功にします。
このチケットは鷹山さんにあげます。

[メイン] 鷹山 透 : わーい

[メイン] 大下 薫 : 「被害者の亡くなった時間と集会は何か関係しているのかもしれない…」

[メイン] 鷹山 透 : 「みんな高額寄付者の集会に参加してるみたいだからね。どうにか俺たちもそこに潜り込めればいいんだけど…」

[メイン] 大下 薫 : 「今日が土曜で、来週の水曜までになんとかできるか…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「寄付金、経費で落ちるかなあ……」

[メイン] 大下 薫 : 「寄付金……最低いくら必要なんだろうな…」

[メイン] 鷹山 透 : 「じゃ、そこを含めた諸々の話はさっきの男に聞いてみるとしますか」

[メイン] KP : そんな話をしていると、廊下から足音が聞こえてきます。
朔夜が戻ってきたようです。

[メイン] KP : 扉を開け、お茶を持って朔夜が入室する。

[メイン] 朔夜 : 「お待たせしました。暖かいお茶を用意しました」

[メイン] 鷹山 透 : 「あ、どーも」
しかし警戒して手は付けない

[メイン] 大下 薫 : 「…ありがとうございます」同じく

[メイン] 鷹山 透 : 「あの、一つお尋ねしたいんですがね。教祖様にはこの集まりでしか会えないんでしょうか?」
机で発見した高額寄付者の集会案内を指さして

[メイン] 朔夜 : 「あぁ、集会のことでしょうか?そうですね、教祖様は大変忙しい方で、限られた人しかお会いすることができません」

[メイン] 鷹山 透 : 「なるほど、是非お会いしたいと思ってるんですが、そのぉ……いくらぐらい寄付金がいるんです?」

[メイン] 朔夜 : 「ふふ、それはお気持ち次第、でしょうか」

[メイン] 鷹山 透 : 「お気持ちねえ……」
パチンコで寄付金稼ごうかなと考えてる

[メイン] 朔夜 : 「お二人はどうしてこの教団に興味を持たれたんですか?何か叶えたいことが?」

[メイン] 鷹山 透 : 「ええ、叶えたいことがありまして……。こう見えて、欲深いんですよ~」

[メイン] 大下 薫 : 「あまり人に言えるような欲望ではないので…」

[メイン] 朔夜 : 「そうですか。教祖様はどんな願いでも叶えてくださいますよ。きっと」

[メイン] 鷹山 透 : 「どんな願いでも?それは是非、お会いしてみたいなあ。写真も見たけど、綺麗な人だったしね」

[メイン] 朔夜 : 「えぇ、とても美しい方です」

[メイン] KP : そんな話をしていると、突如、内線電話が鳴った。

[メイン] 朔夜 : 「あぁ、すみません。ちょっと電話に出ますね」

[メイン] KP : 内線電話で2,3言葉を交わしたあと、彼は申し訳なさそうにあなたたちに笑いかける。

[メイン] 朔夜 : 「すみません……姉、いえ、教祖様に呼ばれてしまったので行ってきますね」

[メイン] 朔夜 : 「この部屋もこの後使用する予定があるそうなので…見学はまたの機会に…」

[メイン] 鷹山 透 : 「ああ、そうですか……。俺たちとしては入信に前向きなんだけど、その意思はどなたにお伝えすれば?」

[メイン] 朔夜 : 「今、そういったことを受けられる人は俺しかいないんです。また今度お越しください」

[メイン] KP : そういって彼は部屋を出ることだろう。

[メイン] 鷹山 透 : 「逃げられちゃったねえ。さて、どうしようか……」

[メイン] KP : 二人も部屋から追い出されることになるだろう。
朔夜が廊下を歩いていくと途中何かを落としたのが見える。

[メイン] 大下 薫 : 「何か落としたな」

[メイン] 鷹山 透 : 「ん~?なんだろ……」
拾えれば拾ってみる

[メイン] KP : 拾い上げればそれがどこかの鍵だということがわかるだろう。
鍵にはタグがついており、それには「A-730」と書かれている。
<ナビゲート>もしくは<知識>-20どうぞ

[メイン] 大下 薫 : 「なんだ…?」一緒に見るぞ

[メイン] 大下 薫 : CCB<=70-20 知識 Cthulhu : (1D100<=50) > 35 > 成功

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=60-20 知識 Cthulhu : (1D100<=40) > 6 > スペシャ

[メイン] KP : 二人とも優秀!

[メイン] KP : これが近隣にあるレンタルガレージの鍵だということがわかるでしょう。

[メイン] 鷹山 透 : 「これは……レンタルガレージの鍵か。返さないで調べに行った方がいいかな」
大下に鍵を見せながら

[メイン] 大下 薫 : 「だな。ここからそう遠くない」

[メイン] 鷹山 透 : 「じゃ、調べに行くとしますか」
レンタルガレージへ移動します

[メイン] KP : 近隣にあるレンタルガレージだ。
「A-730」と書かれたガレージもすぐに見つけることができる。

[メイン] 鷹山 透 : 「さて、何が出てくるのやら」

[メイン] 大下 薫 : 「…開けてみるか」

[メイン] 鷹山 透 : ガレージ開けます

[メイン] KP : ガラガラガラ…。
鉄と鉄がぶつかり合う耳障りな音を響かせながら、あなたたちはシャッターを上げる。

開けた瞬間、錆びついたような生ぬるい空気があなたたちを包む。
それが、濃い血液の香りだと気付くのには、一瞬だけかかった。

まるでペンキをぶちまけたような赤色。
それは酸化し始めていて、嫌な臭いが漂ってくるのがわかるだろう。

今まで何人がここで命を奪われたのだろうか。

考えても終わることはない。

目の前に広がっているのは、数多の人間の命を奪った証だとあなたたちは直感する。

SANc(1/1d6)

[メイン] 大下 薫 : CCB<=63 SANチェック Cthulhu : (1D100<=63) > 34 > 成功

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=53 SANチェック Cthulhu : (1D100<=53) > 52 > 成功

[メイン] system : [ 大下 薫 ] SAN : 63 → 62

[メイン] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 53 → 52

[メイン] 大下 薫 : 「これ…は…」

[メイン] 鷹山 透 : 「……ここで被害者たちは殺されたのか?」

[メイン] KP : 部屋の中を見ればラック、手術台、ノートが置いてあるのがわかるだろう。

[メイン] 大下 薫 : 「ここで何人もの人が…」

[メイン] 鷹山 透 : ノートを調べます

[メイン] 大下 薫 : ついていく

[メイン] KP : ノートには乱雑に様々なことが書かれている。
<図書館>どうぞ。

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=50 図書館 Cthulhu : (1D100<=50) > 46 > 成功

[メイン] 大下 薫 : CCB<=50 図書館 Cthulhu : (1D100<=50) > 54 > 失敗

[メイン] KP : 鷹山さんは以下の記述を発見することが出来ました。

[メイン] KP : ▼ガレージのノート

『もしかしたら止めてほしいのかもしれない。
 姉さんに言われるがままに、俺は人を殺している。
 姉さんはこれが「彼」にささげる儀式だと言っていた。
 このまま続けたら、僕は「彼」のところに行けると言っていた。
 それでいいのだろうか
 姉さんがいうならそれでいいんだ
 どうして姉さんはこんなことを

 見つかりたくない 
 怖い
 
 やめることなんてできない』

[メイン] 大下 薫 : 「字が…乱れていて読めないな…」

[メイン] 鷹山 透 : 「これは……。あの朔夜って男が書いたのか?姉ってのは例の教祖様のことかな」

[メイン] KP : このノートの記述に対して<心理学(KPが振ります)>もしくは<精神分析>を振ることができます。

[メイン] 鷹山 透 : 心理学でお願いします

[メイン] KP : シークレットダイス ???

[メイン] KP : あっ

[メイン] KP : 貴方はノートの記述から書いた人物の気持ちをわかろうとしましたが、文字が乱れていて読んでいるうちに気分が悪くなってしまいました。
次に振る技能に-10おねがいします。

[メイン] 鷹山 透 : りょうかいです

[メイン] 大下 薫 : 「なにか気になるメモでも見つけたか…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「人殺しを続けている憐れな姉弟の殴り書きだよ。気分悪くなってきた…」
今度はラックを調べます

[メイン] 大下 薫 : 俺も心理学振ろう

[メイン] KP : シークレットダイス ???

[メイン] 大下 薫 : 「狂気状態に陥っているようだ。一人称の乱れや筆跡の乱れがある。何かを悩んでいるがそれを狂気によって無理やり蓋をしているような…」

[メイン] KP : ラックの中にはごちゃごちゃとさまざまなものが入っている。
<目星>どうぞ。-10の補正ですね。

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85-10 目星 Cthulhu : (1D100<=75) > 2 > 決定的成功/スペシャ

[メイン] KP : すごい!!!!

[メイン] 鷹山 透 : やたー!

[メイン] KP : ラックの中には応急手当キットが二つ、そして拳銃が一丁置いてあるのが見えるだろう。

(本来は応急手当一つですが、クリティカルしたので二つにします)

[メイン] KP : 一般的な拳銃だ。
使うのに支障はなく、弾も十分に入っている。
銃は「グロック17」
ダメージ1d10
1ラウンド攻撃回数3回
弾数17
故障ナンバー98
(ルルブP70参照)

応急手当キットは今シナリオにおいてのみ、
「HPがマイナスになっていた場合でも即座に1まで回復する」という効果を持つが、戦闘中には使用できないとする。

[メイン] 鷹山 透 : 「拳銃と手当キット?物騒なモンが置いてあるねえ。これは回収しておくべきか」

[メイン] 大下 薫 : 「拳銃だって…?物騒だな…」

[メイン] 鷹山 透 : 「証拠品として頂戴しておこう。あと調べるべきはあの手術台か…」
手術台を調べます

[メイン] 大下 薫 : 「…どこで手に入れたのか後で調べないとな」
同じく手術台を調べる

[メイン] KP : 手術台の上には血痕が残っている。
ここで死体を加工していたのではないだろうか?と思い、ぞっとすることだろう。
その血痕に対して<目星>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 97 > 致命的失敗

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 目星 Cthulhu : (1D100<=65) > 70 > 失敗

[メイン] KP : 今日、めちゃめちゃダイスの活きがいいですね!

[メイン] 鷹山 透 : 出目が極端!

[メイン] KP : 極端!

[メイン] KP : では、鷹山さん。
貴方は手術台をよく調べようとして近づきます。
床にも血だまりが残っていることに気づかず踏んで滑ってしまう。
前のめりで滑ったため、手術台におもいっきり手を付けてしまうでしょう。

べちゃ…。

SAN0/1です。

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=52 SANチェック Cthulhu : (1D100<=52) > 75 > 失敗

[メイン] 鷹山 透 : SAN0/1ってどうするんでしたっけ?

[メイン] KP : 成功で0、失敗で-1ですね

[メイン] KP : 失敗したので、SANを-1減らしてください

[メイン] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 52 → 51

[メイン] KP : 手を付けてしまった血痕の中に何かの紙が落ちているのがわかる。
どうやらそれはメモ帳らしい。

[メイン] 鷹山 透 : 「なんだこれ…」
拾って見てみる

[メイン] 大下 薫 : 「……鷹山、大丈夫か…?」

[メイン] KP : 手帳の端を切り取って走り書きしたようなメモだ。

[メイン] KP : ▼手術台のメモ帳

『刃の手教団に潜入成功。
 この高額寄付者向け集会とは何なのだろうか。
 ここに潜り込めれば依頼は成功だ。
 
 高額寄付者集会で行われていたのは悍ましい儀式だった。
 いわゆる乱交、とでも言えばいいのだろうか。
 
 もうひとつの儀式が始まった。
 殺人だ。
 どういうことだ?これが神聖な儀式だというのか?

 つぎはわたしかもしれない』

[メイン] 鷹山 透 : 「高額寄付者集会で行われていたのが乱交に殺人だって?おいおい、勘弁してよ…。っていうか、このメモを書いた奴はどうなっちゃったワケ?」

[メイン] 大下 薫 : 「ここにあるってことは……そういうことなんだろう…?」

[メイン] 鷹山 透 : 「殺されちまったって事か……。どうする、大下クン。高額寄付者集会に潜入したら俺たちも同じことしなきゃいけなくなるかもだけど」

[メイン] 大下 薫 : 「ここまできたらあとには引けないと思うが、鷹山はどうだ?」

[メイン] 鷹山 透 : 「ま、やるしかないだろうね。次回の集会は水曜日か……。それまでに資金を集めなきゃね」

[メイン] 大下 薫 : 「指名手配されながらも資金集めか……大変そうだ…」

[メイン] 鷹山 透 : 「ま、その辺は俺に任せてよ。パチンコか競艇あたりでどうにかするさ。幸い、金額はお気持ち程度ってことだし?」

[メイン] KP : あなたたちが水曜日までにどうするかを考えていると、鷹山さんが持っていた誰かのスマートフォンが鳴り響く。

[メイン] 大下 薫 : 「!」

[メイン] 鷹山 透 : 「これ、どうしよう。出た方がいいかな」
迷いながらも通話しようとする

[メイン] KP : 表示されている名前は、「姉」だ。

[メイン] 大下 薫 : 「もし出るなら、ハンズフリーにしてくれ」

[メイン] 鷹山 透 : 通話ボタンをハンズフリーで押してみる

[メイン] KP : あなたが電話に出ると、酷く穏やかな声が響いた。

[メイン] ???? : 「あら、これって朔夜の携帯電話じゃなかったかしら」

[メイン] ???? : 「もしかして刑事さん?」

[メイン] KP : 鈴の音を転がすような声だ。甘すぎるほど甘い、毒のような声。

[メイン] 鷹山 透 : 「ああ、どうも。実は昨日、これを道端で拾いましてね…」
朔夜と聞いて一瞬ぎくりとする

[メイン] ???? : 「そう、拾ってくれたの。朔夜が今そっちに向かっているから、応対してあげてね。よろしくね、刑事さん」

[メイン] KP : そういって一方的に、電話が切れる。
それと同時に砂利を踏む音がした。

振り返ればそこには、先ほど出会った青年が立っている。

[メイン] 朔夜 : 「次の儀式の獲物はあなたたちだって姉さんが言ってたんだ」

[メイン] KP : 彼はそういって、ナイフを構えた。

[メイン] 鷹山 透 : 「……まさか、俺たちのことガレージの中でバラバラにするつもり?悪いけど、そのつもりはないよ」
後ずさりながら

[メイン] 大下 薫 : 「……朔夜」

[メイン] KP : ★━━━………‥‥‥‥‥・・・

Call of Cthulhu

『惨歌讃劇』
  team:レパード
  
  最終回

・・・‥‥‥‥‥………━━━★

[メイン] KP : 咲夜との戦闘です。
行動順は
大下→朔夜→鷹山さんの順番となります。

[メイン] KP : 【1ラウンド目】
大下の行動

[メイン] 大下 薫 : 朔夜を確保するぞ。組み付きだ

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : 「安全第一、無理はしないでよ大下クン!」

[メイン] 大下 薫 : 「そんなこと言ってられないだろ!」

[メイン] 大下 薫 : CCB<=25 組み付き(初期値) Cthulhu : (1D100<=25) > 62 > 失敗

[メイン] KP : 失敗!朔夜をとらえることはできませんでした。
次、朔夜の行動です。

[メイン] 朔夜 : choice[鷹山,大下] Cthulhu : (CHOICE[鷹山,大下]) > 大下

[メイン] 朔夜 : シークレットダイス ???

[メイン] KP : 朔夜は大下へナイフを振りかざします。
回避どうぞ

[メイン] 大下 薫 : CCB<=45 回避 Cthulhu : (1D100<=45) > 59 > 失敗

[メイン] 朔夜 : 1d4+1d4 ダメージ Cthulhu : (1D4+1D4) > 4[4]+3[3] > 7

[メイン] system : [ 大下 薫 ] HP : 13 → 6

[メイン] 大下 薫 : 「ぐっ…!」

[メイン] KP : 朔夜の振りかざしたナイフは大下に突き刺さる。
次、鷹山さんの行動です。

[メイン] 鷹山 透 : このままいくと死者が出そうなのでもう朔夜を撃ちます

[メイン] KP : 拳銃はノックアウトできません。
拳銃どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=74 拳銃 Cthulhu : (1D100<=74) > 78 > 失敗

[メイン] KP : うーん!朔夜に当てることはできませんでした。
1ラウンド攻撃回数3回なので、あと2回攻撃できますが、どうしますか?

[メイン] 鷹山 透 : 攻撃します…!

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=74 拳銃 Cthulhu : (1D100<=74) > 73 > 成功

[メイン] KP : 成功…!朔夜は回避します

[メイン] 朔夜 : CCB<=30 回避 Cthulhu : (1D100<=30) > 11 > 成功

[メイン] KP : あと一回攻撃どうぞ!もう朔夜は回避しません

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=74 拳銃 Cthulhu : (1D100<=74) > 89 > 失敗

[メイン] KP : ><
当たらない…!
残り弾数は14!

[メイン] 鷹山 透 : 「くそ、焦るな俺……!」

[メイン] KP : 【2ラウンド目】

[メイン] KP : 大下の行動です。

[メイン] 大下 薫 : 「おとなしくしろ…!」
傷口を押さえながら朔夜を殴るっ!

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 大下 薫 : CCB<=50 こぶし Cthulhu : (1D100<=50) > 4 > 決定的成功/スペシャ

[メイン] KP : 成功~~!
戦闘時のクリティカルは【攻撃必中】か【ダメージ二倍】です!

[メイン] 鷹山 透 : おー!

[メイン] 大下 薫 : 必中で

[メイン] KP : ダメージロールどうぞ!

[メイン] 大下 薫 : 1D3+1D4 こぶしダメージ Cthulhu : (1D3+1D4) > 1[1]+1[1] > 2

[メイン] KP : 最小値…。
大下のパンチが朔夜の身体にあたります…

[メイン] 大下 薫 : 「…殴ると手が痛いな…」

[メイン] 鷹山 透 : 「慣れないことするからぁ…」

[メイン] KP : 次、朔夜の行動です。

[メイン] 朔夜 : choice[鷹山,大下] Cthulhu : (CHOICE[鷹山,大下]) > 大下

[メイン] 朔夜 : CCB<=70 ナイフ Cthulhu : (1D100<=70) > 64 > 成功

[メイン] KP : 大下にナイフが向けられます!回避!

[メイン] 大下 薫 : CCB<=45 回避 Cthulhu : (1D100<=45) > 2 > 決定的成功/スペシャ

[メイン] KP : なに???すごいな!
回避のクリティカルなので、カウンター攻撃どうぞ!

[メイン] 大下 薫 : CCB<=50 こぶし Cthulhu : (1D100<=50) > 67 > 失敗

[メイン] KP : だめでした。
鷹山さんのターンです!!がんばって!

[メイン] 鷹山 透 : 撃ちます!

[メイン] KP : 拳銃どーぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=74 拳銃 Cthulhu : (1D100<=74) > 92 > 失敗

[メイン] KP : 出目が高い…!
ちなみに98以上だとその拳銃は壊れます!
二発目撃ちますか?

[メイン] 鷹山 透 : 撃ちます~!

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=74 拳銃 Cthulhu : (1D100<=74) > 13 > スペシャ

[メイン] KP : 成功!朔夜は回避使用済みなので、そのままダメージどうぞ!1d10!

[メイン] 鷹山 透 : 1d10 ダメージ Cthulhu : (1D10) > 5

[メイン] KP : 鷹山さんの撃った弾丸は朔夜に当たります。
しかし、まだ戦意があるようです。
どうしますか?

[メイン] 鷹山 透 : 殴っておきましょう!

[メイン] KP : あ!1ターンのうちにできる行動は1つのみです!
拳銃は種類によって3回攻撃可能なだけなんです。
なので、拳銃で攻撃続行するか、ターン終了か、ですね。

[メイン] 鷹山 透 : じゃあまた撃っておきます!

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=74 拳銃 Cthulhu : (1D100<=74) > 54 > 成功

[メイン] KP : 成功!ダメージロールどうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : 1d10 ダメージ Cthulhu : (1D10) > 2

[メイン] KP : まだ咲夜は戦意があります。
ターン終了。
残り弾数11。

[メイン] KP : 【3ラウンド目】

[メイン] KP : 大下のターン

[メイン] 大下 薫 : こぶしで殴る

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 大下 薫 : CCB<=50 こぶし Cthulhu : (1D100<=50) > 26 > 成功

[メイン] 朔夜 : CCB<=30 回避 Cthulhu : (1D100<=30) > 74 > 失敗

[メイン] KP : 朔夜は回避できません。そのままダメージどうぞ

[メイン] 大下 薫 : 1D3+1D4 こぶしダメージ Cthulhu : (1D3+1D4) > 2[2]+4[4] > 6

[メイン] KP : 大下のこぶしが朔夜の鳩尾に入る。
彼はそのままうずくまり、動かなくなりました。

お疲れ様でした、戦闘終了です。

[メイン] 大下 薫 : 「鷹山!」

[メイン] 鷹山 透 : 「よくやった、大下クン!今のうちに手錠でも掛けちゃってよ」

[メイン] 大下 薫 : 「俺は手錠持ってないんだ!鷹山頼む。その間に救急セット用意してくる」

[メイン] 鷹山 透 : 「ああ、はいはい……」
朔夜に手錠かける

[メイン] KP : カチャリと鉄の輪が朔夜の両腕に通される。
貴方が手錠をかけているあいだ、大下はガレージで見つけた応急手当キットを持ち出し、息も絶え絶えな朔夜に処置を施す。

[メイン] 朔夜 : 「……どうして」

[メイン] KP : あなたたちが彼のことを治療すると、彼はうっすらと、目を開けた。
そしてあなたたちを見てはっとしたような顔をする。

[メイン] 鷹山 透 : 「どうしてもこうしてもないでしょ。取り調べが終わる前に死なれちゃ困るんだってば」

[メイン] 大下 薫 : 「そうだ。逮捕するのが目的で、傷つけるのが目的じゃないからな」

[メイン] 朔夜 : 「…取り調べ…」

[メイン] 朔夜 : 「そうか…」

[メイン] 鷹山 透 : 「洗いざらい吐いてもらおうじゃないの。君らのお陰でこっちは単独捜査する羽目になっちゃったんだから」

[メイン] KP : あなたの言葉に朔夜は小さくうなずく。
そして、ゆっくりと目を伏せて、小さくつぶやいた。

[メイン] 朔夜 : 「……ずっと迷っていたんです。ありがとうございます」

[メイン] 朔夜 : 「俺は…自首をしようと思います」

[メイン] 鷹山 透 : 「うん、まあそうしてくれると助かるよ。パトカーは呼んであげるからさ。後は君のお姉さんも捕まえに行かなきゃいけないと思うんだけど、彼女は今どこに?」

[メイン] KP : すると、朔夜はどこかの住所を口にし、鍵を貴方に差し出す。

[メイン] 朔夜 : 「集会場の鍵です。姉はこの「集会」で俺に人を殺させていました。あの、お願いしていいですか?」

[メイン] 鷹山 透 : 「……わかった、預かるよ。お姉さんたちのことは俺たちに任せな」

[メイン] 朔夜 : 「姉を止めてください。……姉は、ある日を境におかしくなってしまいました」

[メイン] 朔夜 : 「先ほど姉は……緊急集会をするから、と言っていました。…お願いします、あなたたちにしか頼めません。それを止めてください」

[メイン] 大下 薫 : 「緊急集会か…」

[メイン] 鷹山 透 : 「緊急集会……。イヤな予感するね。大下クン、行ける?」
怪我を気にしてる

[メイン] 大下 薫 : 「あぁ、問題ない」
応急手当キットを使って刺されたところを<応急手当>する

[メイン] KP : 傷一か所につき、一回どうぞ

[メイン] 大下 薫 : CCB<=60 応急手当 Cthulhu : (1D100<=60) > 66 > 失敗

[メイン] KP : 手が震えるのか、うまく手当できませんでした。回復なしです。

[メイン] 大下 薫 : 「…問題ない。行こう」

[メイン] 鷹山 透 : 朔夜お迎え用の応援のパトカーを呼んだあと、移動します

[メイン] 大下 薫 : 鷹山についてく

[メイン] KP : 鷹山さんが携帯でパトカーを呼んだあと、彼は、晴れやかな笑顔を浮かべる。
そして何度もお礼を言った後、大下に対して、「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪する。

[メイン] 朔夜 : 「僕はこのまま、自首してきます。それで償えるとは思っていませんが……」

[メイン] KP : 彼は小さく頭を下げた後、静かに二人を見送った。

[メイン] KP : 貴方達は朔夜が伝えた住所に向かう。
集会場と言われた場所は、近くの山の中にある一軒家だった。
周囲に人の影はなく、車庫があるだけだ。
特に問題はない一軒家であることがわかるだろう。

[メイン] 鷹山 透 : 「さっさと突入して、黒幕のお顔を拝見しようじゃないの」

[メイン] 大下 薫 : 「そうだな、もうこれ以上犠牲を出すことは許されない」

[メイン] 鷹山 透 : 鍵を開けて中に突入します

[メイン] KP : 朔夜から預かった鍵を使い、中へ入る。
中に入っても、人の気配はないようだ。
<目星>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 80 > 成功

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 目星 Cthulhu : (1D100<=65) > 92 > 失敗

[メイン] KP : 鷹山さんはひとつだけ鍵の閉まっている部屋があるということに気が付きます。
大下は別のところを見てて気づかなかったようですね。

[メイン] 鷹山 透 : 「ここ、開かないね……。ぶち破るか?」

[メイン] 大下 薫 : 「…あぁ、鍵がかかってる…」
鷹山から言われたドアノブをがちゃがちゃ

[メイン] KP : 鷹山さんが扉をぶちやぶろうと考えてると大下が少し首を傾げた後に、ポケットからひとつの鍵を取り出す。

[メイン] 大下 薫 : 「あの……これ、いつの間にかポケットに入っていたんだが…」

[メイン] 鷹山 透 : 「……なにそれ、いつ手に入れたのさ。まあなんでもいいけど、もしかしてそれで開いちゃったりする?」

[メイン] KP : そういって差し出されたのは高級そうな鍵だった。

[メイン] 大下 薫 : 「いつだろう…?もしかしたらここの鍵かもしれないな」

[メイン] 大下 薫 : 先行していいか?鷹山に目配せするぞ

[メイン] 大下 薫 : 先行?鍵穴に鍵を差し込んでみる

[メイン] KP : 大下がいつの間にか手に入れた鍵を鍵穴に差し込めば、カチャリと開く音がしました。

[メイン] 大下 薫 : 「……本当に開いた」

[メイン] 鷹山 透 : 「……まあ色々と聞きたい事はあるけど、今はいいや。入るよ」
突入

[メイン] 大下 薫 : 突入

[メイン] KP : 部屋の中は淫靡な香りが漂っている。
お香が焚かれているようだ。
妙に頭がくらくらする。
脳内が別のものに作り替えられていくような錯覚。
自分を無くすような感覚に、本能的に「嗅いではいけない」と思うだろう。SANc(1/1d2)

[メイン] 大下 薫 : CCB<=62 SANチェック Cthulhu : (1D100<=62) > 68 > 失敗

[メイン] 大下 薫 : 1d2 Cthulhu : (1D2) > 2

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=51 SANチェック Cthulhu : (1D100<=51) > 97 > 致命的失敗

[メイン] system : [ 大下 薫 ] SAN : 62 → 60

[メイン] KP : あ!ファンブル…!でもSANチェックは対象外なのでセーフです!1d2おねがいします!

[メイン] 鷹山 透 : 1d2 Cthulhu : (1D2) > 1

[メイン] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 51 → 50

[メイン] 大下 薫 : 「なんだ…この匂い…」

[メイン] 鷹山 透 : [

[メイン] 鷹山 透 : 「まともに嗅がない方がいいね…」

[メイン] KP : 匂いを詳しく調べるなら<薬学>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : 薬学1しかない…w

[メイン] KP : wwwワンチャンかけてみますか?

[メイン] 鷹山 透 : やります!

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 大下 薫 : 俺もやろう

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=1 薬学 Cthulhu : (1D100<=1) > 13 > 失敗

[メイン] 大下 薫 : CCB<=1 薬学 Cthulhu : (1D100<=1) > 37 > 失敗

[メイン] KP : おしい…!12と、36足りない…!
専門外だから二人ともわかりませんでしたね

[メイン] 大下 薫 : 「……儀式、ってここでやるのか……?」

[メイン] 鷹山 透 : 「なんの儀式をここでやってんだ?」

[メイン] 大下 薫 : 「朔夜のノートにあった”彼に捧げる儀式”とやらだろう…」

[メイン] KP : 部屋の中には”机”、壁に張り巡らされた”暗幕”、”棚”のようなものが見える。

[メイン] 鷹山 透 : 棚を調べます

[メイン] KP : 大下も鷹山さんについてきます。

[メイン] KP : 【棚】
様々な国の言葉で書かれた本や、奇妙な道具などが置いてある。
先程から部屋に漂っている香も、ここにある香炉から香っているらしい。
<目星>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 12 > スペシャ

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 目星 Cthulhu : (1D100<=65) > 44 > 成功

[メイン] KP : 二人とも成功!

[メイン] KP : 二人は応急手当キットと車の鍵のようなものを見つける。
(この応急手当キットはレンタルガレージにあるものと同じ効果を持っている)

[メイン] 鷹山 透 : 「車の鍵と応急キットか……」
今度は机を調べます

[メイン] 大下 薫 : 「車庫があったな…そこの車の鍵か?」
香炉の火を消してから机へ向かう。

[メイン] KP : 【机】
机の上には何かの翻訳途中の文章があるのがわかる。
<日本語>もしくは<図書館>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=50 図書館 Cthulhu : (1D100<=50) > 56 > 失敗

[メイン] 大下 薫 : CCB<=75 母国語(日本語) Cthulhu : (1D100<=75) > 16 > 成功

[メイン] KP : 大下は読みづらい、和訳された文章を見つけます。

[メイン] 大下 薫 : 「…読みづらいな…」読み上げる

[メイン] KP : ▼翻訳された文章

『牙の手を持つ神は、全ての人間の悪徳を許容する。
 全ての人間の悪徳を美学とする。
 どれだけ幸せなことなのだろうか。
 欲望を解き放つことが出来るのだから、
 あの人は私にとって素晴らしい神だ。
 これを皆に伝えなければ』

[メイン] 大下 薫 : 「…だそうだ」

[メイン] 鷹山 透 : 「神だの悪徳だの……頭が痛くなるね。いかにも怪しげな宗教って感じだけど」
暗幕を調べます

[メイン] 大下 薫 : 「だな…」
ため息をついて暗幕へ

[メイン] KP : 【壁に張り巡らされた暗幕】
暗幕をめくってみると、そこには監視カメラのようなもののモニターがある。
<目星>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 92 > 失敗

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 目星 Cthulhu : (1D100<=65) > 96 > 致命的失敗

[メイン] KP : あっ

[メイン] 鷹山 透 : ああ…

[メイン] KP : 大下は暗幕を踏んでしまい、足が滑って転んでしまいます。
HP-1

[メイン] system : [ 大下 薫 ] HP : 6 → 5

[メイン] 大下 薫 : 「うわっ…!」

[メイン] 鷹山 透 : 「ちょっと大下クン、ひとりではしゃがないでよ……!」
焦り

[メイン] 大下 薫 : 「はしゃいでない!はしゃいでるように見えるか…!?」

[メイン] 鷹山 透 : 「懲りずに穢してるのがはしゃいでる証拠でしょ。もう、しっかりしてよ……」

[メイン] 大下 薫 : 「…こんなところに暗幕なんてあるのが悪いんだ」

[メイン] 鷹山 透 : 「そんなことより、なんのモニターだろうな、これは」

[メイン] KP : そうですね、もう一度<目星>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 1 > 決定的成功/スペシャ

[メイン] KP : 1クリ…!?!?!

[メイン] KP : おめでとうございます!

[メイン] 鷹山 透 : 1~!

[メイン] KP : 2回目じゃないですか!すご~~~!
・任意時に自動成功
・次の技能、自動成功
どっちがいいですか?

[メイン] 鷹山 透 : では任意時に自動成功で!

[メイン] KP : はーい!

[メイン] KP : では鷹山さんは監視カメラの録画機器のようなものを見つけます。
もしかしたら、大下の容疑を晴らす決定的な証拠があるかもしれない。

録画機器からその日の映像を取り出すのであれば、<機械修理>もしくは<DEX*5>が使用できる。

[メイン] 鷹山 透 : DEX*5とはなんでしょう?

[メイン] KP : DEX(素早さ・器用さ)×5倍の数値ですね。
鷹山さんはDEXは10なので、50の数値で振ることになります。

DEXって打つと、チャットパレットで出てくるかと

[メイン] 鷹山 透 : ではDEXで振ります

[メイン] KP : どうぞ!

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=(10*5) DEX倍数 Cthulhu : (1D100<=50) > 26 > 成功

[メイン] KP : 成功!!すばらしい!

[メイン] KP : 鷹山さんは器用に録画機器から4件目の事件発生日の映像を取り出し、モニターに映し出しました。

[メイン] KP : ▼4件目の事件当日の映像

時刻は22時過ぎを表示している。
どうやらこの家の玄関口のようだ。
朔夜と思しき男性が、大下を抱えて家に駆けこんでくる。
気絶しているようだ。

[メイン] KP :
それを出迎えたのは教祖として紹介されていた女性だ。
彼女が今あなたたちがいる部屋に大下を連れ込む。
そこで、大下が目を覚ます。
どこかぼうっとした顔をした彼に、彼女が何か言い含める。
その後、大下はどこか操られるように、家を出て行った。

[メイン] KP :
教祖の女性が誰かに電話をかけている。
その数時間後、24時を過ぎたところで、あなたたちが見覚えのある男性が家に入ってくる。

[メイン] KP :
上司の西川だ。
彼の表情はどこか恍惚としている。
女性が西川にしなだれかかり、そして何事か囁いた。
それに対して彼が何度も大きく頷くのがわかる。

[メイン] KP : <アイデア>どうぞ

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=80 アイデア Cthulhu : (1D100<=80) > 19 > 成功

[メイン] 大下 薫 : CCB<=65 アイデア Cthulhu : (1D100<=65) > 36 > 成功

[メイン] KP : 二人はこの映像を見て、「突然取り調べをされたのも、彼女にこの部屋に連れてこられて洗脳されたのではないだろうか?」ということを思いつくだろう。

[メイン] 大下 薫 : 「西川警部…」

[メイン] 鷹山 透 : 「まさか西川さんまで教祖サマの毒牙に掛かっていたとは……。で、君はなんでここへ連れてこられたんだろうね。この時にさっきの鍵を手に入れたのかな」

[メイン] 大下 薫 : 「わからない。俺は何をされたんだ…?どうして思い出せないんだ…」

[メイン] 大下 薫 : 「この日の記憶がないのと関係があるのかもしれない…」

[メイン] 鷹山 透 : 「とりあえず、教祖サマに直接聞いてみるしかなさそうだね。さっきから誰にも遭遇しないけど、儀式とやらはどこでやってるんだろう」

[メイン] KP : あなたたちが部屋を調べ終わると、がちゃりとドアが開く音がした。

[メイン] 新藤 望 : 「あら……見つかっちゃった?」

[メイン] KP : ころころと響く鈴の音のような、声。
扉の前に立っているのは美しい女性だった。
異常なまでの艶めかしさを持つ外見、どことなく胸がざわつくような、そんな魅力を感じる女性だ。

[メイン] 大下 薫 : 「……新藤、望…」

[メイン] 鷹山 透 : 「……ん?なに?」
大下を見る

[メイン] 大下 薫 : 「この女性が、朔夜の姉で、教祖様だろ」

[メイン] KP : 鷹山さんも女性には見覚えがあります。
教団のHPに載っていた写真と同じ女性ですね。

[メイン] 鷹山 透 : 「ああ、朔夜クンのお姉さん。ようやく会えましたね、ちょっとお伺いしたいことがありまして」
にこにこ

[メイン] 新藤 望 : 「えぇ、ようやく会えたわね。でも嫌ね。見つかったなら、殺さなくちゃ」

[メイン] KP : そういって彼女は、大下の方を見つめた。
その途端、大下の体が、操り人形のようにかくん、と崩れ落ちる。

[メイン] 鷹山 透 : 「ちょっと、大下クン!?」

[メイン] 新藤 望 : 「殺してくださるでしょう?私が逃げてる間に。邪魔なものは全て。あなたも含めて、ね?」

[メイン] KP : 彼女のその問いかけに、大下はこくりと頷く。

[メイン] KP : 新藤望は妖艶に微笑むと、するりと彼の手をひと撫でし、拳銃を持たせた。

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クンも西川さんみたく洗脳されちゃってたわけね……」
後ずさり

[メイン] KP : 彼女が走り去るのが視界の端に見えた。
それと同時に、大下があなたへ銃口を向ける。

[メイン] KP : 大下 薫との戦闘です。

[メイン] 鷹山 透 : 「おいおい、冗談だろ……」
自分も拳銃を取り出しながら

[メイン] 大下 薫 : 「…」

[メイン] KP : 【1ラウンド目】
大下のターン

[メイン] KP : 銃口を向け、引き金を引く。

[メイン] 大下 薫 : CCB<=34 拳銃a Cthulhu : (1D100<=34) > 92 > 失敗

[メイン] KP : 弾は貴方へ当たりませんでした。
鷹山さんのターンです。

[メイン] 鷹山 透 : ノックアウトさせたいです

[メイン] KP : ノックアウト宣言OKです。
攻撃手段はこぶし、キック、組み付き、頭突きです。
何を使用しますか?

[メイン] 鷹山 透 : 拳で、さっきの任意成功のやつ使えたりしますか?

[メイン] KP : ふんふん、良いですよ!
こぶし自動成功で、大下は回避しますがよろしいですか?

[メイン] 鷹山 透 : 大丈夫です!

[メイン] KP : はい!では、大下はあなたのこぶしを回避します。

[メイン] 大下 薫 : CCB<=22 回避a Cthulhu : (1D100<=22) > 59 > 失敗

[メイン] KP : 避けることができませんでした。
ダメージどうぞ

[メイン] 鷹山 透 : 1D3+1D4 こぶしダメージ Cthulhu : (1D3+1D4) > 2[2]+4[4] > 6

[メイン] KP : ノックアウト宣言なので、大下のHPと対抗させますね。

[メイン] KP : あ、じゃない。鷹山さんに振ってもらうんだ。
RESB(6-5)
って打ってください。成功したらノックアウト成功です!

[メイン] 鷹山 透 : RESB(6-5) Cthulhu : (1d100<=55) > 49 > 成功

[メイン] KP : ノックアウト成功!ダメージは1/3。大下は気絶します。

[メイン] system : [ 大下 薫 ] HP : 5 → 3

[メイン] 鷹山 透 : 「ごめんね、大下クン。後で手当してあげるから!」
新藤を追いかけます

[メイン] KP : あなたは車庫に向かい、部屋で見つけた鍵を使って車のエンジンをかけた。
運転は出来るが、ここは山道だ。
追いつけるかどうかはわからないだろう。

<追跡>もしくは<運転(四輪)>どうぞ!

[メイン] KP : あ!もしくは

[メイン] KP : <目星>-20%です!

[メイン] KP : 尚、このロールは3回まで挑戦することができます。

[メイン] 鷹山 透 : 目星から-20%ってどうやるのでしょう…!

[メイン] KP : CCB<=65-20 目星 例-20 Cthulhu : (1D100<=45) > 14 > 成功

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85-20 目星 Cthulhu : (1D100<=65) > 10 > スペシャ

[メイン] KP : うまい!できた!!!そして成功!!

[メイン] KP : あなたは、山の中を走る新藤望の姿を発見する。
追いかけてきた音を聞いたのか。
新藤望は驚いたようにその表情を歪ませた。

[メイン] KP :  
次の瞬間。
彼女の姿が、ぼうっと歪んだような気がして。
そこに立っていたのは、不気味な亡霊のような姿になった彼女だった。
腐敗した目のない死体だ。露出された肩口には刃のような歯を軋ませる口が現れている。
イゴーロナクの情人の真の姿を目撃したあなたはSANc(1/1d6)

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=50 SANチェック Cthulhu : (1D100<=50) > 87 > 失敗

[メイン] 鷹山 透 : 1d6 Cthulhu : (1D6) > 5

[メイン] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 50 → 49

[メイン] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 49 → 48

[メイン] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 48 → 45

[メイン] KP : その姿に驚いたのか、ハンドル操作を誤ってしまう。
車は彼女の体に追突し、フロントガラスにべしゃり、と音を立てて腐肉が張り付いた。
思わずブレーキを踏む。反動でか、新藤望の死体はそのまま反動で、飛んで行ってしまう。
その死体の口元が醜く歪んでいるのが見えた。それは、昏い微笑みだ。
どこかの骨が折れたのだろうか。
死体は、ゆっくりとぎこちなく、気味の悪い人形のように立ち上がる。

そして、その瞬間。

ずるり、と足を滑らせ、斜面を転げ落ちていった。

[メイン] 鷹山 透 : 「おいおい、冗談だろ……」

[メイン] KP : 車を降り、慌てて斜面に駆け寄っても、そこにはもう何もいなかった。
ただ、腐肉の痕跡だけが、残っているだけだ。

[メイン] 鷹山 透 : 「……どこに行った?まさか消えたわけじゃないよな……」
キョロキョロしてみる

[メイン] KP : 貴方が新藤望の行方を探していると、遠くからパトカーのサイレンの音が聞こえてくる。
どうやら応援の警察がこちらへ向かってきているようだ。

[メイン] 鷹山 透 : 「捜索は他のヤツに任せた方がいいかな…はあ……」
その場にへたり込む

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クン、大丈夫かな。他の連中が見つけてくれりゃいいけど…」
力尽きたのかその場に座り込んだまま動けない

[メイン] 鷹山 透 : 懐から煙草を取り出して火をつけようとするも手が震えてつけられず喫煙を諦める

[メイン] KP : その後は、応援の警察官が来たり、大下が入院したりと、騒がしい状態となることだろう。

[メイン] KP : 大下の指名手配は取り消される。

[メイン] KP : 犯人が自首したことにより、「刃の手教団」で行われていた集団洗脳により、警察上層部が洗脳されてしまったのが原因だと大々的に報道された。
刃の手教団は解体。
あの集会とやらも、二度と行われないだろう。
これで終わったのだろうか、とあなたは、一息つく。

[メイン] KP : 捜査はひと段落したが、後始末などでしばらくは忙しくなるだろう。

[メイン] KP : 今日は大下のところにお見舞いに来ている。

[メイン] 鷹山 透 : 「大下クン、怪我の具合はどう~?お見舞いにペヤング買ってきてあげたよ」
ケガ人に対して激辛ペヤング差し入れ

[メイン] 大下 薫 : 「…あぁ、鷹山…」

[メイン] 大下 薫 : 「ぼちぼち、といったところかな…」

[メイン] 鷹山 透 : 「良かったねえ、指名手配が解けて。協力してあげたお礼をたんまり頂きたいところだけど、まあ俺も全力で君のことブン殴って入院させちゃったしね。見返りは要求しないでおいてあげるよ」

[メイン] 大下 薫 : 「…そのことなんだが、俺、お前に拳銃を向けたよな……すまなかった」

[メイン] 鷹山 透 : 「素人がナイフ振り回してるのも怖かったけど、射撃訓練受けた刑事から拳銃向けられたのはホント怖かったよ。だから思わずブン殴っちゃったんだけど……」

[メイン] 大下 薫 : 「…いいんだ。あのままだったらきっと、鷹山を撃ち殺してた…」

[メイン] 大下 薫 : 「止めてくれて、ありがとう」

[メイン] 鷹山 透 : 「これに懲りたら二度と洗脳されないでね」
にっこり

[メイン] 大下 薫 : 「あぁ。気を付ける」

[メイン] 鷹山 透 : 「じゃ、俺はそろそろ行くよ。書かなきゃいけない始末書がまだまだたんまりあってね」

[メイン] 大下 薫 : 「始末書……、俺もあとで書くか…。助けてくれて、ありがとう。焼きそば、うまかった」

[メイン] 鷹山 透 : 「今度見舞いにくるときは、甘い物持ってきてあげるから。じゃあね」
パチンコの景品を今度は持ってくるつもりらしい

[メイン] 大下 薫 : 「またな」

[メイン] 大下 薫 : 鷹山を見送る

[メイン] 鷹山 透 : 病室を立ち去り、警察署へ戻る

[メイン] KP : 貴方が病室を出ると、擦れ違いに看護師が入っていった。
検診の時間らしい。
そのまま貴方は病院を後にし、警察署へと戻る。
始末書などを書きに。

[メイン] KP : これで事件は解決した。
もう少しすれば、落ち着いた日々が戻ってくることだろう。

[メイン] KP : そう思って、警察署へと戻るあなたの横を。

[メイン] KP : 美しい、酷く奇妙な魅力にあふれた女性が、通りがかった。

[メイン] KP : 彼女の肩口には、まるで口のようなものにも見える鋭い噛み傷の痕が、残っていた。

[メイン] KP : ★━━━………‥‥‥‥‥・・・

    Call of Cthulhu

『惨歌讃劇』
team:レパード

エンドA:惨劇は終わり

   PC:鷹山 透さん
   PL:きよみ餅さん

  KPC:大下 薫
   KP:ひやま
  
    ログイン曲
 「Phantom Joke」
 UNISON SQUARE GARDEN

劇中BGM
『相棒』
まどか★マギカ
ケイゾク
『SPEC』
ガリレオ
容疑者Xの献身
『SP 野望編』
鍵のかかった部屋

 
  エンディング曲
  「星のすみか」
    Aobozu
    
    
 Thanks for playing!
 
・・・‥‥‥‥‥………━━━★

[メイン] KP : 生還おめでとうございます!
これにてシナリオクリアです~~~!

[メイン] 鷹山 透 : わー!生還出来ました!大下は瀕死だけど…w

[メイン] KP : wwwwですね!しばらく入院です!

[メイン] KP : 生還報酬をしましょう!

[メイン] KP : 【生還報酬】
生還 1d4
大下とともに生還 1d4
刃の手教団を解体した +2
クトゥルフ神話技能 +2

[メイン] KP : 生還報酬とか、成長ってやったことありますか?

[メイン] 鷹山 透 : やりましたがよくわかってないですw

[メイン] KP : 今、通話って大丈夫ですか?

[メイン] 鷹山 透 : はい、大丈夫です!

[メイン] KP : では通話かけますね!

[メイン] KP : の前にちょっとといれ!

[メイン] 鷹山 透 : はーい

[メイン] KP : OKです!

[メイン] 鷹山 透 : 1d4 Cthulhu : (1D4) > 4

[メイン] 鷹山 透 : 1d4 Cthulhu : (1D4) > 1

[メイン] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 45 → 49

[メイン] system : [ 鷹山 透 ] SAN : 49 → 52

[メイン] 鷹山 透 : 1d10 Cthulhu : (1D10) > 5

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 90 > 失敗

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 77 > 成功

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 20 > 成功

[メイン] 鷹山 透 : CCB<=85 目星 Cthulhu : (1D100<=85) > 31 > 成功

[メイン] 鷹山 透 : 1d10 Cthulhu : (1D10) > 7

[メイン] 大下 薫 : 1d4 生還 Cthulhu : (1D4) > 4

[メイン] system : [ 大下 薫 ] SAN : 60 → 64

[メイン] 大下 薫 : CCB<=50 こぶし Cthulhu : (1D100<=50) > 91 > 失敗

[メイン] 大下 薫 : 1d10 Cthulhu : (1D10) > 8

[メイン] 大下 薫 : CCB<=45 回避 Cthulhu : (1D100<=45) > 38 > 成功

[メイン] KP : 【シナリオ背景】
今シナリオの舞台となる街で起きている連続殺人事件は、『刃の手教団』という新興宗教団体の狂信者である男、新藤朔夜が起こした事件である。
『刃の手教団』は表向きでは教祖である女性、新藤望を崇めている組織なのだが、本当に祀られている神はイゴーロナクである。
新藤望はイゴーロナクの情人であり、宗教組織を運営するかたわらでイゴーロナクの新たな崇拝者となる人物を探している。
新藤望には彼女を狂信する弟、新藤朔夜という人物がいる。
望は朔夜の恋愛感情を利用し、朔夜を「イゴーロナクの司祭」にしようとしている。
彼女の命令ならなんでも聞く朔夜は、彼女の願いをかなえる為に、殺人行為と死体の損壊を繰り返しているのだ。
そして、望は彼の犯した殺人の痕跡を消している。
この殺人は毎週水曜日、一定額の寄付金を収めた人物の前でだけで開かれる「集会」の参加者のア行から順番に選ばれている。
望は違法薬物の使用・イゴーロナクの情人としての手管を使って、この「生贄」ともいうべき行為が「教団のために必要なことである」という洗脳を信者たちに対して行っていた。
KPCは、この新藤朔夜が死体を遺棄する場面を目撃してしまう。
しかし朔夜に捕獲され、望の元にまで連れてこられ、<記憶を曇らせる(基本ルルブP.255)>の呪文を使われその夜の出来事を忘れてしまった。
そんなKPCの様子を見た望は、「犯人としてKPCを差し出すことでこの連続殺人の容疑をなすりつけよう」という考えになる。
結果として、教団員により「KPCが犯人である」という通報がされる。望自身も教団員である警察官を己の色香で誘惑し、KPCを捕えさせた。
このとき、警察上層部は彼女の<魅惑(基本ルルブP.288)>の効果により言うことを聞かせている状態である。
そのため今シナリオにおいて、警察というものは役に立たない。
最初は誤解を解こうとしたKPCはしかし、その日の夜の記憶がないことなどで「自分は本当に殺人を犯したのではないだろうか」という恐怖により一時的な狂気に陥り、取り調べの最中に逃げ出してしまった。
そんなKPCを見た警察官たちは、望に助言されたことも手伝い、KPCを連続殺人の容疑で指名手配する。
その後KPCは、唯一信頼できる相手である探索者の元へ逃げてきたのであった。
探索者とKPCはこの容疑を協力して否定しなければならない。
真犯人である、新藤朔夜を捕えることでしかこの容疑は否定できないだろう。

[メイン] KP : 【シナリオ以前の流れ】
二年ほど前→望がイゴーロナクの情人となる。
      刃の手教団を設立。
四週間前→「高額寄付者集会」にて殺人を一種の儀式として行うようになる。
水曜日→“集会”にて殺人が起こる。
    朔夜が死体を遺棄する場面をKPCが目撃。
    望、警察上層部を誘惑。KPCに殺人容疑をなすりつける。
木曜日→死体が発見される。
    探索者が一時帰宅している最中、KPCが取り調べられる。
    取り調べの最中、KPCが逃亡。指名手配される。
その後、導入の場面となる。

寝心地の悪い膝枕

両手両脚を畳の上へと無造作に投げ出し、大鼾をかいて眠っていた漣の鼻腔を、甘い香りがふと掠める。
漂う香りに誘われるようにして意図せず瞼が開き、心地よい夢の世界は途端に現実の向こう側へと追いやられてしまった。
どのような夢であったかなど目を開いた途端に忘れてしまったが、唐突な覚醒を不愉快に感じたということは、少なくとも漣にとって現実よりも居心地の良い世界だったのだろう。
どうせいま目覚めたところでやる事もないのだと眉を寄せつつ二度寝に備えて寝がえりを打ったのだが、漂うその甘さの中、想い人の気配が入り混じっている事に気が付いてしまった。

「狛、帰ってきたのか!」

人に懐かぬ野良猫のような俊敏さで体を起こし、堪らず駆け出す。
中国からやってきた青龍の化身と共に彼が任務へと出かけていったのは何日前だったか。
どこかの館に巣食う悪霊を退治する事が目的だと主から聞かされていたが、退魔を専門とする彼にしてはやけに手こずっているなとここ数日、やきもきとしていたのだ。
ようやく帰還したのかと漣が表情を輝かせたのも束の間――。

「……なにがあったんだ、コレ」

待ち人は、あろうことか女の膝の上で魘されていた。

「あら、漣さん」

縁側にて、自身の露わになった太腿へ狛を寝かせ、まるで子供を寝かしつけるかの如く仕草で彼の黒髪を梳いていた銀寿は顔を上げると、駆けつけてきた漣におっとりと微笑みながら人差し指をそっと艶やかな唇の前で立ててみせた。

「起こしたら可哀想ですわ。しばしの間、お静かに」

振り向いた銀寿の背後からそっと狛の顔を覗き込んでみる。
どうやら気を失っているらしい。
凛々しい眉は苦々しげに寄せられており、顔面は蒼白、薄く開いた唇からは苦しげな呻き声と聞き取れない寝言が絶え間なく零れ落ちており、随分と憔悴している様子であった。
銀寿曰く、任務先で青い作業服姿の巨人に屋敷内で散々と追い回され、心身ともに疲弊し切っているらしい。
ちなみに鼻腔を擽った甘い香りの正体はというと、情けない姿を晒した狛を見かねた茶屋娘のねねこが分けてくれた団子である。しかし未だそれは手つかずのまま膝を貸す銀寿の傍らにて所在なさげにただその匂いだけを辺りに漂わせていた。

「……変わった悪霊とやり合ってたんだな」

悪霊とは大体が世の理を覆す奇怪な姿や能力を備えているものだが、それにしても館に巣食う作業服姿の巨人とは妙な輩だと漣が首を傾げると、銀寿も同調するように小首を傾げ、戸惑いの滲んだ微笑を浮かべた。

「狛さんを抱えて帰ってきた蒼牙くんも随分と疲れていましたから、手強い相手だったんでしょうね」

どうやら彼は本丸に辿り着く前から既に意識を失っていたらしい。
腕っぷしが立つような男ではなかったが、彼も陰陽師の端くれである。並大抵の悪霊ではとても敵わぬ程の霊力を持っているにも関わらず、ここまで疲弊するとは一体どんな強敵と対峙してきたのだと肝を冷やさずにはいられなかった。

「銀寿、そこ代われ」

が、しかし――どんな事情があるにせよ、想い人が他人の膝を借りて寝込むなど心の狭い漣としては許容しかねる状況だ。
ずかずかと苛立つ足取りで銀寿の元へ歩み寄ると、その傍らに腰を下ろして胡坐をかき、意識を失っている狛の頭をこちらへ寄こせと自らの膝を掌で叩いてみせた。
敏い女はその仕草ひとつで漣の心境を読み取ったらしく、なにやら意地の悪い微笑をほんのりと口元へ浮かべたあと、わざとらしく肩を竦めながら促されるまま、狛の頭を引き渡す。

「残念ですわ。狛さんの可愛らしい寝顔、もっと眺めていたかったのですけれど」

漣を揶揄する為だけに、平気な顔をして心にもない台詞を口にするこの女狐は相変わらず侮れない存在であると半ば感心しつつも、これ以上は関わり合いになるまいと彼女からまんまと奪った狛の頭を自身の太腿へと乗せ、さてこれからは心ゆくまでこの寝顔を堪能するぞと未だ苦しげに歪められているその表情をじっくりと見下ろしてみる。
枕にしていた女の柔い太腿が、突如硬い筋肉に変わったせいか、狛は寝心地悪そうにその眉を険しく顰めてみせると、納まりの良い場所を求めているのかもぞもぞと落ち着きなく身じろぎを始めた。
ああ、このままではきっとすぐに目覚めてしまうだろうな、と懸念した矢先、漣と揃いの紅化粧を施した瞼が薄く開き、月の輝きとよく似た金色の瞳がこちらへと向けられる。

「まったく、お前ってば意外と贅沢な野郎だったんだな。女の膝でしか眠れないっていうのかよ」

苦笑交じりに八つ当たりの言葉をぶつけてはみたものの、寝起きの頭では未だ現況が把握出来ていないのか、寝ぼけ眼のまま狛はゆっくりと瞬きだけを繰り返している。
夢と現の境界を馴染ませるように、ゆっくりと。
たっぷり時間を掛けた後、ようやく意識が覚醒を始めたらしい。

「……漣?」

落ち着いた声音が、ようやく自分の名を呼んでくれた。

「任務のこと、覚えてるか? 蒼牙がお前を本丸まで抱えて帰ってきたんだとよ」

すると狛は逡巡の後、ようやく自らが置かれた状況に気が付いたようだ。
無事に清州へ還りついた事に対する心からの安堵と、恐らくは相当手強い相手と対峙したのであろう任務の過酷さが入り混じる複雑な表情を浮かべて頭上の漣を眺め上げていた。

「あとで蒼牙君に謝らなければ……」

言いながらも、今はその気力がないのか再び狛は力なくその瞼を閉ざしてしまうと、寝心地があまり良くないであろう漣の膝の上に頭を預けたまま溜息を一つ零してみせた。

「申し訳ありません、しばらくこのまま横になっていても良いですか」

言わずもがな、大歓迎である。むしろ、それを求めて銀寿の膝から彼の身体を奪ったのだ――とは、とても白状出来ず、

「俺の膝は高いぞ。それでも良いなら、いくらでも貸してやる」

などと傲慢な物言いで本音を覆い隠す事にした。



寝込んでいる狛の元へ団子を持って行ったは良いが、茶を添えるのを忘れていたとねねこは盆に湯飲みを二つ載せ、再び縁側へと向かっていた。
あんなに青い顔をしていたのだ、飲み物もなしに団子など頬張ったら喉を詰まらせてしまうかもしれないと急いでいると、ふと何者かに前垂れの結び目を軽くちょいと引かれ、思わず足を止める。
振り返ると、気を失っている狛に膝を貸していたはずの銀寿が障子の後ろへ身を隠すように立っているではないか。

「どうしたのよ、銀寿。そんなところで……」

不審な彼女の様子を指摘しようと口を開いたその時、見上げた先で銀寿が長くしなやかな人差し指を自身の口元へと当て、声を出さぬようにと言葉の続きをそっと制止した。

「ねねこちゃん、そのお茶は私たちで頂きましょう。狛さんたちの邪魔をしたらお馬さんに蹴られてしまいますわ」

いや、馬ではなく獅子かしら……。
などと言いながら、銀寿は盆に載せられた二つの湯飲みのうち一つを自らの手に取ると、障子の影に身を半ばまで隠したまま、ずずっと呑気に茶を啜り始める。

「馬だの獅子だの、なんだっていうのよ」

銀寿の態度が解せず、ねねこも彼女に倣って障子の影に身を潜めながら、縁側の様子をひょいと覗き込んでみる。すると、

「……確かに、獅子が居るわね」

覗き見たその先で、相変わらず狛は具合が悪そうにその身を横たえていたのだが、彼がいま頭を預けているのは銀寿の膝ではなく、獅子の化身である漣の膝であった。
なるほど、確かに水を差すような真似を仕出かせば馬――もとい、獅子に蹴られて怪我をしてしまうかもしれない。

「要するに銀寿は漣に役目を取られちゃったってワケね」

基本的には性別や年齢を問わず、獅月漣という男は誰に対してもそれなりに優しい男であるのだが、その中でも相棒の狛には特別な想い――要するに性別を越えた恋慕を抱いている為、その甘やかしようは見ているこちらが思わず赤面してしまう程だった。
が、しかし。当の狛はというとまさか同性から下心を向けられているとは知る由もなく、彼の好意を単なる親切と解釈をしているらしく、その想いは今のところ報われてはいない。
見た目によらず、辛抱強い男だとねねこは半ば呆れつつも、しばらく銀寿と共に茶を啜りながら焦れったい関係を保ち続けている二人の男の様子を不安げな面持ちでそっと障子の影から観察し続けていたのであった。